【校正・推敲】Webライティングマニュアル

文章を書いたあと、必ず校正・推敲を行い、納品となります。

その「校正・推敲」で見直すべきポイントは以下の通りです。

校正・推敲でチェックすべき20の項目

  1. 一文一義を心掛ける
  2. 一文の中で同じ言葉は避ける
  3. トーン&マナーを統一する
  4. 誤字脱字しない
  5. 誤った言葉を避ける
  6. 話し言葉・砕けた表現を避ける
  7. 重複表現を用いない
  8. 半角/全角を統一する
  9. 冗長な表現を避ける
  10. 同じ助詞の連続使用を避ける
  11. 同じ文末表現の連続使用を避ける
  12. 二重否定表現を避ける
  13. 1文に読点を4つ以上つけない
  14. 50文字以上の文には必ず読点を入れる
  15. 主語と述語を近くに置く
  16. 断定表現を用いる
  17. 「〜たり」の使い方に注意する
  18. 「という」「こと」に意識を向ける
  19. 漢字の閉じ・開きに気を配る
  20. 著作権のルールを守る
  • 校正:読み返して、誤りを正すこと
  • 推敲:もっと良い表現はないか、作り直すこと

 

一文一義を心掛ける

一文一義とは、ひとつの文章にひとつの事柄だけを書くことです。文章は一文が長いと読みにくくなりますので、一文を短くする意識を常にもってください。

悪い例)

A君はライティングを担当し、B君がデザインを担当しているのですが、お互いの連携がうまくとれていないために、時々ミスが出てしまうことがありまして、今後の課題となっています。

良い例)

A君はライティングを担当し、B君がデザインを担当しています。しかし、お互いの連携がうまくとれていません。そのため、時々ミスが出てしまいうことがあり、今後の課題となっています。

 

一文の中で同じ言葉は避ける

文章の読みにくさを覚える理由のひとつに、同じ言葉や同じ言い回しの繰り返しがあります。同じ言葉を多用すると、稚拙な印象を与えたり、リズムを悪くさせたりしますので、「削る」「別の言葉に変える」ことを意識しましょう。

悪い例①)

このツールは、画像を編集するためのツールです。

良い例①)

このツールは、画像を編集するためのものです。

悪い例②)

東京オリンピック2021は日本国民が熱狂するだけでなく、全世界の人たちが熱狂するだろう。

良い例②)

東京オリンピック2021は日本国民が熱狂するだけでなく、全世界の人たちが盛り上がるだろう。

 

トーン&マナーを統一する

ほとんどの執筆ガイドラインには、「ですます調」「装飾」「文字数制限」「表記の統一」などのルールが記載されています。

そのトーン&マナー(ルール)を必ず統一してください。

 

誤字脱字しない

「こんにちわ」や「よろしくお願いしmす」など、言葉として間違ってたり、ミスタイプであろう言葉に注意しましょう。

 

誤った言葉を避ける

「的を得る」や「とんでもありません」など、誤って使われがちな言葉を使わないように注意しましょう。言葉に悩んだら、必ずGoogle検索をしてください。

 

話し言葉・砕けた表現を避ける

「食べれる」「見れる」などの「ら抜き表現」や「ってる」などの「い抜き」に注意しましょう。

 

重複表現を用いない

「一番最初」や「後で後悔する」など、重複している表現を使わないように気をつけましょう。

 

半角/全角を統一する

執筆ガイドラインに記載がなければ、数字半角/英語半角/カタカナ全角に統一してください。

 

冗長な表現を避ける

「いるということがわかる」「歩くことができる」など、端的にできる可能性のある、冗長な表現は避けましょう。

 

同じ助詞の連続使用を避ける

「ユーザーの辞書の登録機能の使い方を指摘します」など、「の」や「が」の助詞が連続して使われていて読みにくくなっている文章はないか見直しましょう。

 

同じ文末表現(3回以上)の連続使用を避ける

「今日は公園に遊びにいきました。そこで、パパとキャッチボールをしました。とても楽しく遊べました。」など、文末が3回以上と続くと、リズムが損なわれ読みにくさを感じたり、稚拙な印象を与えてしまったりします。

以下の文末の例一覧を参考にしながら、語尾の連続に気を配っていきましょう。

文末の例一覧

〜です・〜ます/ 〜だ・〜である 断定
〜でしょう/〜だろう 推量
〜でしょうか/〜ですか/〜だろうか 疑問
〜かもしれません/〜かもしれない 推量・可能性
〜そうです/そうだ 伝聞
〜ようです/ようだ 様態
〜と考えられます/〜と考えられる
〜と推測されます/〜と推測される
〜とされています/〜とされる

 

二重否定表現を避ける

「しないこともない。」といった二重否定表現はなるべく避けましょう。二重否定表現は、必ずしも間違いではなく、曖昧な気持ちを表現したい時などに使うのは問題ありません。

 

1文に読点を4つ以上つけない

読点(、)が4つ以上あるような文章は冗長で読みにくい可能性が高いため適度に読点をつけましょう。

 

50文字以上の文には必ず読点を入れる

50文字を越えた文章で読点(、)がひとつもない場合は、読みにくい文章になる可能性が高いため避けましょう。声に出して文章を読んだ場合、「息継ぎ」ができないイメージです。

 

主語と述語を近くに置く

「主語と述語がねじれた文」に気づき、修正できるようになりましょう。ねじれ文とは、「主語と述語の関係」が誤っている文のことです。

悪い例)

私のダイエットの目標は、来月までに体重を3キロ減らします。

主語は「目標」で、述語は「減らします」のため、対応する述語が誤っています。

良い例)

私のダイエットの目標は、来月までに体重を3キロ減らすことです。

 

断定的に書く

記事の目的にもよりますが、ときに「〜だと思います」「〜どうでしょうか」ではなく「〜です」「〜してください」と断定的に書いてください。

自信のない文章は読んでいて心地悪いので、「自分の考えで相手を動かす」くらいのスタンスで大丈夫です。

 

「〜たり」の使い方に注意する

「〜たり」という助詞は、1文に2回使用する必要があります。よく「〜たり、〜です。」のように「たり」が抜けがちなので、「たり」に意識を向けてみてください。

※例示の用法で使う場合には、一回でもOK

Before:「明日は一緒にサッカーをしたいけれど…忙しいかなあ。」

After:「明日は一緒にサッカーをしたりもしたいけど…忙しいかなあ。」

 

「という」「こと」に意識を向ける

ライティング初心者によくあるクセのひとつに、「という」「こと」を多用しがちがあります。一文を読み返して、「という」は本当に必要か(/抜けないか)、「こと」は具体的な名詞に変えられないかチェックしましょう。

 

漢字の閉じ・開きに気を配る

漢字で書いた方が良い言葉やひらがなにした方が良い言葉があります。例えば、「むずかしい」や「子ども」などは漢字で書いた方が読みやすく、「上手く」や「併せて」などはひらがなで書いた方が読みやすいとされています。

この漢字の閉じ・開きに明確なルールはありませんが、一文の中の漢字とひらがなのバランスをみて、開くか閉じるかを決めてください。

 

著作権のルールを守る

著作権法に定められたルールに必ず従いましょう。

  1. 公表された著作物であること
  2. 引用する側と。引用される側の著作物とが明確に区別されて認識できること
  3. 前者(引用する側の著作物)が主、後者(引用される側)が従の関係があること
  4. 出所の明示をすること
  5. 著作者の意思に反する改変をしないこと
HOMEへ戻る

© 2021 くらしく