ビーフストロガノフとハッシュドビーフとハヤシライス、子どもから大人までみんなが好きなメニューですよね。
どれも薄切り牛肉と玉ねぎをいためてから、ドミグラスソースで煮たもので同じように見えますが、この3つ何が違うか知っていますか。
この記事ではビーフストロガノフとハッシュドビーフとハヤシライスの違いを現役Webライターで主婦の私が徹底的に調査。
- ビーフストロガノフとハッシュドビーフとハヤシライスとの違い
- ビーフストロガノフとハッシュドビーフとハヤシライスの隠し味
ビーフストロガノフとハッシュドビーフとハヤシライスの違いを知って周りの人に教えてあげましょう。
ビーフストロガノフとハッシュドビーフとハヤシライスの違いはサワークリームが入っているか
ビーフストロガノフとハッシュドビーフとハヤシライスは薄切りの牛肉に玉ねぎなどの野菜をいためてスープで煮込む料理です。この3つの料理の大きな違いはサワークリーム。ビーフストロガノフにはサワークリームが入っています。
サワークリームが入っているため、ビーフストロガノフの見た目はハッシュドビーフやハヤシライスに比べて白っぽいのですね。
ビーフストロガノフはロシアの郷土料理です。ロシア貴族ストロガノフ家につたわる一品であったと言われています。
ハッシュドビーフとハヤシライスは明治時代に日本で生まれた西洋風のライスメニューです。その点も違いますね。
ハッシュドビーフとハヤシライスの違いは曖昧
ハッシュドビーフとハヤシライスの違いは何でしょう。
実はこの2つには明らかな違いはありません。両方とも薄切りの牛肉と玉ねぎをいためてドミグラスソースで煮込んで作ります。
世間のイメージではハッシュドビーフはコクに深みがあり大人向けのイメージ。ハヤシライスはトマトやトマトピューレの風味が強く子供向けのイメージがあるようですね。
もっとおいしくなる隠し味
家で作るときスーパーなどに売られているルウを使う方が多いと思います。
美味しく簡単に作れて便利ですね。レシピ通りに作っても十分においしいのですが、ちょっとした隠し味でお店のような深みのあるぜいたくな味になったらうれしいですよね。
ここでは家庭にある調味料でコクがアップして、よりおいしくなる隠し味をご紹介します。何種類かを組み合わせてお好みの味を作るのもいいですね。
ビーフストロガノフ
ビーフストロガノフをワンランクアップした味に仕上げたいときは、マスタードを使いましょう。コクが増して味がギュッと締まりますよ。
マスタードの分量は4人前で大さじ1~2です。小さいお子さんが食べるときはマスタードの分量を少なめにするとよいですね。
またヨーグルトを入れるのもおすすめです。ヨーグルトは入れる前によく混ぜてなめらかにしてくださいね。粒が残っていないほうがきれいに混ざりますよ。
ハッシュドビーフ
ハッシュドビーフを作るときは、まず牛肉と玉ねぎをいためるときにバターを使うとコクが出ます。バターは常備している家庭が多いと思います。やってみてくださいね。
仕上げに入れると味に深みが出るのがソースです。ソースにはいろいろな種類がありますが、どれを入れても大丈夫です。私は家にそのときあるソースを少しだけ入れます。
複数の野菜や果物のうまみが詰まっているソース。入れることで味わい深くなります。
ハヤシライス
ハヤシライスを格上げしてくれるのはチョコレートやコーヒーなどカレーの隠し味で使われる食品です。
煮込むときにひとかけらのチョコレートを加えるとコクと一緒に甘みも加わりまろやかに。
ビターチョコレートを加えるとコク深くなり大人の味になります。ミルクチョコレートを入れるとほんのりと甘くまろやかな味わいになりますよ。
またみそのちょい足しはハヤシライスの酸味を抑えてまろやかになるのでおすすめ。意外な組み合わせですが、みそはデミグラスソースと相性が良いのです。
心もおなかも満たされる料理
牛肉や野菜のうまみがたっぷりなビーフストロガノフとハッシュドビーフ、ハヤシライスはお店でも家庭でも人気のメニューです。
アツアツのルウをごはんと一緒に食べるとみんな笑顔になりますよね。
作り方も簡単ですから、お休みの日にお子さんと一緒に作ってみるのも楽しいですよ。