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【要注意!】キャンプで絶対にやってはいけないことを徹底解説!

キャンプには行きたいけど、知らないうちに危ない行動を取らないか心配
キャンプでしてはいけないことって何?

キャンプに対して、このように思っていませんか?

キャンプは人ごみを避けられるとありコロナ禍でブームになりましたが、今もなお人気のレジャーです。

自然に囲まれ疲れた体を癒やしたり、1人の時間を満喫している自分を想像したりするだけで、心が弾むでしょう。

しかし慣れない自然の中で、知らずに危ない行動をしないか心配ですよね。

そこで今回は、キャンプをする上で絶対にやってはいけない行為を解説します。

この記事を読めば、危険な行動をしなくなり安全にキャンプを楽しめるでしょう。
さらにマナーも身に付き、他のキャンパーとのトラブルも避けられますよ。

【危険】キャンプで絶対にやってはいけない行為

自然の中では、思わぬ出来事が命の危険につながります。

知っているつもりで見落としているものがあるのではないでしょうか。

「このくらいならいいだろう」と勝手な判断をして危ない目に合わないためにも、やってはいけない行為を確認しましょう。

テントを水辺に張る

せっかくキャンプに来たので、テントは景色がよい所に張りたいと思いますよね。

しかし、水辺にテントを張るのはNGです。
雨が降り増水したらテントが流されて危険です。

山の天気は変わりやすく、川の上流と下流でも変わります。

晴れているので大丈夫と思っていても、突然川が増水する可能性もあるので気をつけないといけません。

さらに水辺は近くに風をさえぎるものがない場合も多く、強風でテントが飛ばされる危険もあります。

事故を防ぐためにも水辺にテントを張るのはやめましょう。

焚き火に新聞紙を入れる

慣れていないと焚き火に火をつけるのも一苦労です。

火がなかなかつかないからといって、身近にある落ち葉や新聞紙を入れるのはやめましょう。

落ち葉や新聞紙は燃えやすく、火はすぐにつくかもしれませんが、灰が出て舞いあがるので周囲の人に迷惑がかかります。

風が強い日はなおさら大変ですね。
焚き火に火をつける時には、焚き火専用の着火剤を使用しましょう。着火剤は、簡単に火をつけられる便利な道具です。

水をかけて焚き火を消す

焚き火をしたら、後始末まできちんとしましょう。

水をかけるだけでは、薪や炭の中まで火が消えていないので危険です。
薪は白い灰になるまで燃やしましょう。

灰にするためには時間がかかるので、途中で水をかけてやめてしまう人がいます。危ないだけではなく、ゴミも出てしまいますね。

途中で水を入れないためにも灰にする時間を考慮して、新しい薪を入れない工夫が必要です。

消火が大変な場合には、火消し壺を使うのをおすすめします。消火までの時間を大幅に短縮でき、炭の場合は次回にも使え便利です。

ガスコンロを2個並べて使う

ガスコンロは軽量で持ち運びに便利ですが、小さいために大人数には向いていません。

そこで、大きなお鍋を一気に温めるのに、ガスコンロを2個並べて使いたくなります。

しかしこれは危険な行為なので、絶対にやめましょう。

お互いのコンロから出る熱や鍋からの輻射熱でカートリッジが加熱し、破裂する恐れがあります。

2個のコンロをピッタリくっつけていなくても、近くで使うだけでも危険です。

大きなコンロが必要な時には、ツーバーナータイプを使用すると加熱が早く楽になります。

テントの中でオイルランタンを使う

オイルランタンをテントの中で使用すると、一酸化炭素中毒の危険があります。

一酸化炭素中毒は無臭のため自分では気づきにくいので、注意しなくてはいけません。

さらにオイルを使用しているので、火災の原因にもなります。

オイルランタンをつけると暖かく雰囲気も出るので、ついテントに入っても使いたくなりますよね。

ランタンをテントで使いたい場合には、LEDのものを使うようにしましょう。

安全面はもちろん、充電式や電池式があり、用途に合わせて選べるのもよい点です。

食べ終わった食器やゴミを出したままにする

お腹いっぱい食べた後は、つい片づけを後回しにしたくなります。面倒だからといって、お皿やゴミをそのままにして寝てしまわないようにしましょう。

匂いに引き寄せられて、野生動物や虫が寄ってきます。衛生的にも問題ですが、もし野生動物に襲われたら危険です。

自分たちだけではなく、周りのキャンパーにも迷惑がかかってしまいます。

忙しい朝の時間を有効に使うためにも、夜のうちにすべて片付けて寝るようにしましょう。

キャンプでマナー違反になるNG行動!

本人にそのつもりはなくても、他人を不快にさせていたり、自然破壊につながる行為をしていたりする場合があります。

外だからといって何をやってもよいわけではありません。やってはいけない基本的なマナーを確認しましょう。

騒いでうるさくする

基本的にはキャンプ場では静かにするのがマナーです。静かにしているつもりでも、迷惑になっている場合があるので気をつけましょう。

とくに人数が多くなると、知らず知らずのうちに大きな声で話してしまいがち。お酒が入ったらなおさらです。

音楽も意外に響くので注意が必要です。1人で静かに聞いているつもりでも、近くのテントにまで聞こえているかもしれません。

車のドアを開け閉めする音も響きます。

とくに早朝と深夜に車を開けずに済むように、必要な荷物はすべて出しておくようにしましょう。

いろいろな人が集まっているキャンプだからこそ、周りに気を配って過ごしましょう。

他人のサイトを横切る

サイトとは、キャンプで生活する個々の区分スペースです。

普段の生活では、家の敷地と考えると、そこに入ろうとは思いません。

しかしキャンプ場では、サイトを横切られ嫌な思いをした人が多くいます。

野外なので、敷地の概念が薄いのかもしれませんが、やはり他人が入ってきたら嫌ですよね。

せっかく自然の中でくつろいでいるのに台無しです。

お互いが気持ちよく過ごすためにも、たとえ横切るだけでも他人のサイトに入るのはやめましょう

ゴミを置いて帰る

キャンプ場によってはゴミ箱が設置されていますが、ゴミは自分で持ち帰るのが基本です。そのためにも、ゴミは最小限におさえましょう。

「ペットボトルはやめて水筒にする。」
「食事は前もって家で調理して密封容器に入れておく。」

このようにするとプラスチックのゴミも減らせます。食べきれるだけの食材にすれば、さらにゴミは減らせますね。

ゴミを減らす行為もキャンプの楽しみの1つにできたらよいでしょう。

ルールを守って安全にキャンプをしよう

自然の中では、普段とは違うルールがたくさんあります。各キャンプ場でも、禁止事項が多く存在します。

どれも命を守る大切なものなので、キャンプに行く際には再度確認しましょう。

とはいえ、以前よりもキャンプが身近なものになりました。

ソロキャンプも増え便利なキャンプ用品もたくさんあり、Instagramでは、おしゃれな写真も頻繁にアップされています。

しかし、気軽に行ける分、家と同じ感覚で過ごすと、その気はなくても自然を破壊する行為をしているかもしれません。

これを機にルールを見直して、自然にも人にもやさしいキャンプを心がけましょう。

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