言葉の意味由来

【ご査収】とは?会話よりメールでよく使われるこの言葉の正しい使い方は?

ご査収とは「書類、金銭、品物をよく確認して受け取ること」です。

ビジネス文書やメールなどで見た人は多いのではないでしょうか。

ご査収の詳しい意味や使い方については知らないという方もいますよね。

そこでこの記事では、ご査収の意味や使い方について分かりやすく解説します。

10秒で確認!ご査収の早見表

読み方 ごさしゅう
意味 書類、金銭、品物をよく確認して受け取る
類義語 ご検収
ご確認
ご査証

「ご査収」の意味

ご査収とは、書類、金銭、品物をよく確認して受け取る意味です。

ビジネス文書やメールでよく使われ、会話ではあまり使われません。

メールや書類に添付あるいは同封しているものがある旨を相手に知らせ、その内容を確かめてもらいたいときに使います。確かめるものがない場合には使用しません。

また、初めて送ったものに使い、相手に再度確認して欲しいときは使いません。

「ご査収」の使い方

ご査収は主に以下のような場合に使用されます。

  • 書類・資料に使う場合
  • メールに使う場合
  • 品物に使う場合

相手が受け取るものがない時は使いません。

次に具体的な例文を見てみましょう。

  1. 書類・資料に使う場合
    例:領収書を同封いたしましたので、ご査収願います。
    例:御見積書を作成いたしましたので、ご査収のほどよろしくお願いいたします。
    例:下記の書類を同封いたしました。ご査収ください。
  2. メールに使う場合
    例:ファイルを添付いたしました。ご査収お願いいたします。
    例:出席者リストを作成いたしましたので、ご査収ください。
    例:資料を添付いたします。ご査収のほどよろしくお願いいたします。
  3. 品物に使う場合
    例:商品を発送いたしましたので、ご査収ください。
    例:試供品を同封いたしますので、ご査収お願いいたします。
    例:サンプル品をお送りしますので、ご査収のほどよろしくお願いいたします。

「ご査収」の類義語

ご査収には以下のような類義語があります。

  • ご検収
  • ご確認
  • ご査証

それぞれについて詳しく見てみましょう。

「ご検収」について

ご検収とは、納入品が注文通りのものであるかよく確認して受け取ることです。

ご査収と同じように調べて受け取る意味を持ちますが、ご検収は納品をする際に使われます。

次に具体的な例文を見てみましょう。

  • 納品いたしました商品に誤りがないかご検収ください。
  • 商品を発送いたしました。ご検収のほどよろしくお願いいたします。

「ご確認」について

ご確認とは、誤りがないかを確かめることです。目上の人にも使えます。

次に具体的な例文を見てみましょう。

  • メールアドレスをご確認ください。
  • 詳細をご確認ください。
  • 内容をご確認のうえ、ご返信をお願いいたします。

「ご査証」について

ご査証とは、受け取った商品や書類の内容の誤りを指摘し、修正を求めるときに使います。

次に具体的な例文を見てみましょう。

  • 注文数量と異なっておりますので、ご査証願います。
  • 問題がありました商品について、ご査証ください。
  • 見積書に誤りがありましたので、ご査証のほどよろしくお願いいたします。

「ご査収」のまとめ

以上、この記事ではご査収について解説しました。

読み方 ごさしゅう
意味 書類、金銭、品物をよく確認して受け取る
類義語 ご検収
ご確認
ご査証

ご査収はビジネス文書やメールによく使用される言葉です。

この記事を参考に意味や使い方をしっかり確認しましょう。

 

 

 

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