などと考えていませんか?
考えていても、どうすれば良いのか分かりませんよね?
私も、お寺・神社の参拝方法の違いを知らずに、恥ずかしい思いをした経験があります。
そこで今回は、「お寺で参拝方法を間違えた!事後でした方が良いことはある?」について以下の内容を紹介します!
- お寺と神社の参拝方法の違い
- お寺での参拝方法
- 神社での参拝方法
- 参拝方法を間違えた!
- 御朱印巡りを楽しもう!
- 御朱印帳選び方3選
- 御朱印帳おすすめ3選
この記事を読んだ後には、お寺・神社それぞれの参拝方法がわかるので、参拝する度に「間違えたらどうしよう」と不安に思わなくなりますよ!
2022年7月現在で公開されている情報を徹底的に調査しました!
お寺で参拝方法を間違えた!|気にしなくて大丈夫です!
参拝方法を間違えても、問題ありません。
仏様・神様を敬う気持ちがあれば、多少間違っていても大丈夫です!
「絶対間違いたくない」方は、参拝する前に、お寺・神社の方に直接、参拝方法を教えていただくと良いでしょう。
祥龍山金剛寺公式サイト・東京都神社庁公式ホームページのリンクを貼っておくので、聞くのが恥ずかしいという方は、こちらも参考にしてみてください!
お寺と神社の参拝方法の違い
お寺と神社では、成り立ち・歴史・崇拝対象が異なるため、参拝方法も異なります!
お寺は、仏教の教えに基づいて建てられ、仏様と一体になる場として建てられたものです。
ですから、仏様を拝むときは、仏教の教えに基づいた参拝方法で拝みます。
それに対して、神社は日本で崇拝される神道を基に建てられた、神様が住まう場所です。
ですから、神様を拝むときは、神道に基づいた参拝方法で拝みます。
参拝方法を間違えても、問題ありません。
参拝する気持ちが大切です!
お寺での参拝方法
神社では、初詣など参拝する機会が多いので、正しい参拝方法を知っている方もいるかもしれません。
では、お寺での参拝方法に関しては、どうでしょう?
ほとんどの方が、法事・お葬式でしか参拝する機会がなく、なんとなく分かっているぐらいの感じではないでしょうか。
そこで、ここでは「お寺での参拝方法」について、詳しく解説していきます!
三門(山門)の前で一礼
三門の前で、身だしなみを整え、静かに手を合わせて一礼します。
三門の敷居は踏まず、またいで入りましょう。
注意
- 男性:左足で、敷居をまたぐ
- 女性:右足で、敷居をまたぐ
三門の中に入ったら、仏様がいらっしゃいますので、道の端を歩きましょう。
常香炉(じょうこうろ)への献香
お線香に火をつけ、常香炉へ捧げます。
常香炉には、お香が焚かれ、邪気を祓い、身を清めてくれるといわれています。
- お線香が用意されている場合:火をつけて常香炉に捧げます。
- 用意されていない場合:お線香を購入し、火をつけ常香炉に捧げます。
お線香の火を消すときは、息を吹きかけず、手で扇いで消しましょう!
御本堂に参拝
御賽銭箱の前についたら、御賽銭を納めます。
御賽銭を納めるときは、投げるように入れるのではなく、そっと置くように入れましょう!
鳴らしものを3回鳴らし、参拝の挨拶をします。
姿勢を正して静かに合掌し、御利益を祈願します。
最後に、「功徳」を積ませていただいた、お礼の気持ちを込めて、一礼して本堂を後にしましょう。
三門(山門)から出る
三門(山門)から出るときは、敷居の手前で本堂に向かい、合掌・一礼します。
神社での参拝方法
御朱印ブームの昨今、神社へ参拝される方が増えているようです。
そのため、ほとんどの方が、正しい参拝方法を知らずに、あやふやな状態で参拝してしまっているといわれています。
そこで、ここでは「神社での参拝方法」について、詳しく解説していきます!
鳥居の前で一礼
入り口である鳥居の前で、身だしなみを整え、一礼します。
鳥居をくぐったら、神様がいらっしゃいますので、道の端を歩きましょう。
手水舎で心身を清める
手水舎とは、手と口を清め、穢れ(けがれ)を祓う(はらう)場所です。
柄杓(ひしゃく)には、直接口をつけないようにしましょう。
- まず右手で柄杓を持ち、左手を洗います。
- 次に柄杓を左手に持ちかえて、右手を洗いましょう。
- 再び柄杓を右手に持ちかえ、左手に水を溜めます。
- 左手に溜めた水で口をすすぎます。
- 柄杓に残った水で、柄杓の柄を洗いながして清めましょう。
拝礼の仕方
御賽銭箱の前についたら、御賽銭を納めます。
御賽銭を納めるときは、投げるように入れるのではなく、そっと置くように入れましょう!
鈴を3回鳴らし、二礼二拍手一拝の順で参拝します。
- 【二礼】腰を45〜90度に曲げて、お辞儀を二回くりかえします。
- 【二拍手】両手を胸の高さで合わせ、拍手を二回打ちます。
- 目を閉じ、両手を合わせながら、住所・名前・感謝の気持ちを、心の中で神様に告げましょう。
- 【一拝】最後にもう一度、感謝を込めてお辞儀をします。
境内をあとにする
境内から出るときは、鳥居の手前で本殿に向かい、一礼します。
御朱印巡りを楽しもう!
御朱印とは、「参拝した証し」として頂ける印です。
御守り・お札と同じく、御本尊・御神体の分身のようなものです。
ひとつひとつ丁寧に手書きで書いて、最後に押印を押して頂けます。
お寺・神社に関わらず、御朱印帳を持参し、参拝を終わらせてから、御朱印を頂きましょう。
御朱印帳選び方3選
昨今の御朱印ブームを受け、様々な御朱印帳が販売されていて、どれを選べば良いのか分かりませんよね?
そこで、ここでは「御朱印帳選び方3選」について、紹介します!
- 好きなお寺・神社から選ぶ
- 色やデザインで選ぶ
- 綴りのタイプから選ぶ
好きなお寺・神社から選ぶ
お気に入りの、お寺・神社があるなら、参拝したときに現地で購入するのが良いでしょう。
1ページ目にお気に入りのお寺・神社の御朱印を頂けるのは、嬉しいですよね!
また、お寺用・神社用、それぞれ1冊ずつ御朱印帳を用意すると良いでしょう。
お寺・神社の御朱印が一緒に書かれている御朱印帳だと、断られる場合があるようです!
色やデザインで選ぶ
人によって、それぞれ好みが違うので、色やデザインを直感で選んでも良いでしょう。
好きな武将・アニメのキャラクターがいるのであれば、ゆかりのあるお寺・神社の御朱印帳を探してみても良いと思います!
綴りのタイプから選ぶ
綴りのタイプには「蛇腹式」・「ブック式」・「紐綴り式」があります。
それぞれの特徴について、ひとつずつ順番に見ていきましょう!
蛇腹式
- 全てのページがつながっている
- 広げれば、頂いた御朱印を一気に見られる
- 両面使えるから、一冊で多くの御朱印を集められる
- 御朱印が見やすく、厚紙を使っているから裏写りしない
- お寺・神社の方も御朱印を書きやすい
ブック式
- 広がりづらいので、ページが折れる心配がなく、持ち運ぶのに便利
- 本と同じように、ページをめくって見られる
- 御朱印の墨・インクが乾くまえに閉じてしまうと、となりのページについてしまう
- 乾くまで待つ・和紙を挟むなどの対策が必要
紐綴り式
- 紐をほどけば、簡単にページの追加・入れ替えができる
- ページの追加ができるので、新しい御朱印帳を買う必要がない
- 入れ替えが簡単にできて、使い勝手がいい
- 番号が振られている霊場巡りでは、順番を入れ替えられるので便利
御朱印帳おすすめ3選
こちらでは、数ある御朱印帳の中から、おすすめを3つ紹介します!
- 高野霊木御朱印帳【高野山】
- 赤城姫織り込み柄朱印帳【赤城神社】
- 蒔絵朱印帳【伊勢神宮】
高野霊木御朱印帳【高野山】
高野山は、約1200年前に弘法大師空海が真言密教の修業の場として開いた、高野山真言宗の総本山です。
1200年前からずっと、護り続けられてきた高野山の森で採られた「高野霊木」を使用しています。
伐採した御霊木を使用して作られているのではなく、落ち木・寿命を終えた御霊木が使われています。
人々の祈り・自然が共生してきた、平和を象徴する景観は人類のかけがえのない宝として、2004年7月に世界遺産に登録されました。
そんな歴史ある、高野山の「高野霊木」を使用した、高野霊木御朱印帳を使ってみてはいかがでしょうか?
ぜひ、現地で参拝してから、購入してみてください!
赤城姫織り込み柄朱印帳【赤城神社】
赤城神社の赤城姫織り込み柄朱印帳は、美しい鮮やかな赤地に、十二単衣を身につけた赤城姫が織り込まれているのが特徴の御朱印帳です。
「赤城の神様」に、お願いをした女性の願い事は、必ず叶い、安産を願えば美人の娘を授かるともいわれているそうです。
数量限定の赤城姫織り込み柄朱印帳は、現地でしか購入できません!
ぜひ、現地で参拝してから、購入してみてください!
蒔絵朱印帳【伊勢神宮】
伊勢神宮の数ある朱印帳、中でもおすすめなのが、蒔絵朱印帳・溜色(大)です!
表面に描かれた文字・模様の上から金属粉を蒔き付け、ひとつひとつ丁寧に仕上げられた逸品です。
艶漆(つやうるし)を塗ったような色合いを放っています。
ぜひ、現地で参拝し、購入してみてください!
【まとめ】重要なのは参拝方法ではなく「感謝の心」
以上、今回は「お寺で参拝方法を間違えた!事後でした方が良いことはある?」について紹介してきました。
ポイント
- お寺と神社の参拝方法の違い
- お寺での参拝方法
- 神社での参拝方法
- 参拝方法を間違えた!
- 御朱印巡りを楽しもう!
- 御朱印帳選び方3選
- 御朱印帳おすすめ3選
お寺・神社で、参拝方法を間違えても、気にしなくて大丈夫です。
感謝の心を意識しながら、心正しく、善い行いを積み重ねると、神様からの応援が「御利益」となって返ってきますよ!
それでは、以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。