冬の朝晩の通勤時や外仕事でメガネをかけてマスクをしていると
- メガネが曇って前が見えにくい
- 曇ったメガネを拭くのも面倒
- 今のご時勢、マスクをはずすわけにもいかない
とお困りではないでしょうか。
私もメガネなしでは生活できないので、「どうにかしたい気持ち」凄くわかります。
そこで今回は
- そもそもマスクが曇る原因とは
- マスク側とメガネ側、それぞれの曇り対策
を体験を通してわかりやすくご紹介します。
一緒に「メガネの曇り問題」を解決していきましょう!
メガネがどうしても曇るのは結露が原因
外でメガネをかけてマスクをしていると、目の前が真っ白になる現象はメガネ派あるあるですよね。
曇る原因がわかれば対策も打ちやすくなりますので、まずはその要因をお伝えします。
マスクを付けるとマスクと顔の間に少し隙間ができ、呼吸をすると温かい息がメガネの方へ流れていきます。メガネは外気にさらされている為、表面温度が低くなっています。そこに温かい息が流れると水蒸気となり、冷えて結露となります。
この結露がメガネを曇らせている原因です。
対策1:マスク編|マスクと顔の隙間をシャットアウト!
原因から考えると、「じゃあ、マスクと顔の隙間をなくせばいいの?」となりますよね。
家にあるものやグッズを使って、マスクと顔の隙間がどのくらいなくせるのかを試してみました。
マスク上端を内側に折り曲げる
★☆☆☆☆
マスクの上端を1回、内側に折り込むと顔との隙間が少なくなります。そこで上に上がっていく息の量が減り、曇りにくくなる仕組みです。
実際試してみたところ、はじめは曇りにくくなったのですが、すぐに顔とマスクの隙間がずれてメガネが曇ってきました。
折らずにそのまま付けた時と大差がなく、効果的ではありませんでした。
マスク上端の内側にティッシュを挟む
★★★☆☆
マスクの上端の内側に細く折ったティッシュをはさみます。するとティッシュの厚みで顔との隙間が少なくなり、上に上がっていく息の量が減り曇りにくくなる仕組みです。
こちらは、折り曲げるよりも厚みがある分効果があり、確かに曇りにくくなりました。
デメリットとしてはティッシュを折る手間や、外した時に再度セッティングし直さないといけないなど、面倒臭さがあります。
マスク上端の内側に鼻パットをつける
★★★★★
100均で売られていたマスク用鼻パッドをつけてみました。
ウレタン素材の鼻パットが鼻の形にフィットし、より隙間ができにくく、息が漏れにくくなりました。
両面テープで直接マスクに付けるようになっているので、ずれる要因もなく上記の2つよりも効果的です。
デメリットとしては、使い捨てタイプなので毎日つけるとなるとコスパが悪くなります。
シリコン製の洗って使えるタイプもあるので、試してみる価値はあると思います。
立体的なマスクをつける
★★★★☆(Aタイプ 3Dマスク)
★★☆☆☆(Bタイプ 立体マスク)
A、Bタイプとも、顔にフィットするように立体的に作られています。
Aタイプの3Dマスクは上部の不織布が立体的に顔を覆うようになっているので、ほとんど息が漏れず、メガネも曇りませんでした。しかし、夜になると紐がゆるんでフィット感が落ち帰宅時に歩いているとメガネも曇ってきました。そのような時は紐の部分を8の字にして耳にかけたり、結んだりして長さを調整し、フィット感を戻してください。
一方、Bタイプの2枚構造の立体マスクは鼻筋のあたりから息が漏れ出てしまいメガネが曇りました。
曇りにくさの観点でみると、顔にフィットする立体的なマスクすべてが万能ではありませんでした。
対策2:メガネ編|レンズをコーティング!
マスクに何かを施すのではなく、メガネのレンズを曇らないようにしてみるのはどうでしょう。
レンズが曇らないように出来れば、通勤電車など、冷たい場所から急に温かい場所に入る時に起こる曇り問題も解決できます。
こちらも試してみました。
曇り止めクロス|ドライタイプ
★☆☆☆☆
100均の曇り止めクロスを使ってみました。残念ながら乾いたクロスはほぼ効果がなく、すぐに曇ってしまいました。
アマゾンや楽天のレビュー評価が良いクロスもたくさんあるので、メーカーを変えると良い効果があるかもしれません。
曇り止め液体クリーナー|ウェットタイプ
★★★☆☆
こちらは3種類つかってみました。
100均とドラッグストアのものを試してみたところ、効果があったのは小林製薬の『メガネクリーナーふきふき』のみでした。
デメリットとしは、使い捨てタイプなので毎日使うとなるとコスパが悪くなります。
まとめ|グッズや3Dマスクで快適なメガネライフを
曇りにくくするアイテムTOP3はこのようになりました。
1位 鼻パット
2位 3Dマスク
3位 ウェットタイプのクリーナー/ティッシュを挟む
マスクと顔との隙間を出来るだけ少なくなる状態を作るとメガネは曇りにくくなります。
その対策として鼻パットをつけたりサイズの合った3Dマスクを使用すれば、メガネが曇る問題は、ほぼ解決できました。
参考になりましたら一度試してみてくださいね。