冷蔵庫の自動製氷機ってとても便利ですが、できた氷がケースの中でくっついてしまってイライラした経験はありませんか?
ひどい時にはケースの底に板状になってくっついてしまいます。
そこで今回の記事では、冷蔵庫の氷がくっつかないように作る方法を解説します!
この記事でわかることは下記のとおり。
- 冷蔵庫の氷がくっつく原因
- 氷がくっつかないように作る方法
- 氷がくっついてしまったらどうしたらよいか
この記事を読むことであなたのイライラが解消されること間違いなしです!
冷蔵庫の氷がくっつく2つの原因
冷蔵庫の氷がくっつく原因はいくつかありますが、冷蔵庫自体に問題がない場合は以下が考えられます。
原因①貯氷ケースに水分が発生している
貯氷ケースとは出来た氷が貯まるスペースです。
このスペースに水分が発生すると、水分が凍る時に氷同士がくっついてしまいます。
- 庫内の温度が上がって結露ができる
- 何らかの原因で製氷皿から水がこぼれてしまう
この2つが、貯氷スペースに水分が発生してしまう原因として考えられます。
原因②氷を長期保存している
氷は長期保存しているとくっついたり、小さくなってしまう性質があり、これを「昇華現象」と言います。
昇華現象とは氷が水にならずに水蒸気になる現象です。
この昇華現象で氷が蒸発する際に氷同士がくっついてしまいます。
自動製氷機のついている冷蔵庫は、早く氷を凍らすために冷気の送風量を増やしているので、自動製氷のついていない冷蔵庫よりも昇華現象が進みやすい傾向があります。
氷がくっつかないように作る2つのポイント
氷がくっつく原因がわかったところで、氷がくっつかないように製氷するポイントをご紹介します。
ポイント①水分を発生させない
貯氷スペースに水分を発生させないためには以下の点に注意しましょう。
- 冷蔵庫の開閉を最低限に抑える
冷蔵庫内の温度変化を減らすようにしましょう。 - 勢いよく開閉しない
製氷皿から水がこぼれ、貯氷ケースに落ちることがあります。 - 水道水以外の水で製氷しない
浄水器の水を使って製氷すると、ミネラル成分が結晶化して製氷皿にくっついてしまいます。くっついたままさらに製氷すると水が溢れてしまい貯氷ケースに水がこぼれてしまいます。 - 製氷機のお手入れをする
どうしても浄水器の水を使いたい場合は、製氷皿を週に2回程度洗いましょう。
この時、たわしやクレンザーなどで傷がつくと氷がくっつく原因になるのでやさしく水洗いをします。
ポイント②出来た氷は早めに使い切る
原因のところで説明したとおり、氷を長期間保存すると昇華現象でくっついてしまいますので、早めに使い切りましょう。
また、定期的にケースの氷をかき混ぜて平らにするのも効果的です。
裏ワザ
出来た氷を紙袋に入れておくと、溶けはじめた水分を紙が吸収するので氷同士ががくっつきにくくなりますよ!
それでも氷がくっついてしまった時の2つの対処法
では、何をやってもくっついてしまう氷はどうしたら良いでしょうか?
対処法①スプーンの背面で叩く
もうすでにくっついて固まってしまった氷はたたいて割ってしまいましょう。
スプーンで数回たたくだけでOKです。
たたく時はスプーンの面を使うのがポイントです。
軽く数回叩くだけで、底面にくっついてしまった氷もバラバラに離れてくれました!
対処法②メーカーに問い合わせる
どう対策しても、氷がくっついてしまう場合は製氷機が正常に動いていない場合も考えられるので、一度コンセントを抜いてしばらくしてから差してみてください。
それでも、改善しなければ故障も考えられますのでメーカーに問い合わせましょう!
冷蔵庫の平均寿命はメーカーや使い方によっても異なりますが、10年程度だと言われています。
そろそろ買い替えどきの場合もあるかもしれません。
まとめ
今回の記事では、冷蔵庫の氷がくっつかないように作る方法を解説しました。
ポイントをまとめると以下のとおり
- ケースに水分を発生させない
- できた氷は早く使い切る
どれも簡単なものばかりですので一度試してみてくださいね!