このような悩み、知りたい思いがありませんか?
シンガポールは数ある海外旅行の中でも人気国の1つです。
しかし、「案外つまらない」「1回行ったからもういいかな」「1日で飽きる」などネガティブな意見も目にしますよね。
そこで今回は、
- 【シンガポール旅行】こんな人にはおすすめしない
- 【シンガポール旅行】おすすめしない具体的なポイント
- シンガポール旅行の楽しみ方は人それぞれ
- 【シンガポール旅行】こんな人におすすめ
- 【シンガポール旅行】おすすめするスポット
を取り上げます。
最初から結論をお話しします。
しかし、「おすすめしない」といわれる理由も存在しますので、この記事ではその理由をわかりやすく説明します。
この記事でシンガポール旅行の良い点・悪い点を参考にしてみてください。
【シンガポール旅行】こんな人にはおすすめしない
・歴史的な建造物、世界遺産を複数見たい方
・アジア特有の雰囲気を満喫したい方
このような考え方をお持ちの場合、シンガポール旅行はおすすめできません。
・歴史的な建造物、世界遺産を複数見たい方
海外旅行といえば「遺跡」「寺院巡り」「リゾート地で海を満喫」など色々想像して、旅行に行く前から楽しいですよね。
しかしながら、シンガポールでは今お話しした「ザ・海外旅行」のようなものはありません。
歴史的な建造物や世界遺産を複数見たい!といった方には物足りないといえるでしょう。
シンガポールは根本的に歴史が浅い国です。
そのため、歴史遺産のような観光施設は乏しいのが現状です。
・アジア特有の雰囲気を満喫したい方
シンガポールは近代的な都市国家です。一部エリアを除きアジア特有の独特な雰囲気はないと思ってください。
次に一般的なおすすめしないといわれるポイントをご紹介します。
シンガポール旅行の参考にしてください。
【シンガポール旅行】おすすめしない具体的なポイント
シンガポールといえば、清潔・治安が良い・観光にぴったりな常夏の国・マーライオンが有名といったふんわりとしたイメージをもつ方が多いと思います。
ごみ捨てに厳しい「世界一クリーンな国」と思っている方もいるでしょう。
しかし、残念ながら「世界三大がっかり名所」といった不名誉な冠をもっている観光地でもあります。
そんなシンガポールですが、旅行に行くならおすすめしないといわれている理由も頭に入れ、悪い点も知って準備しておきたいですよね。
1.治安が悪いスポットもある
2.暑くて湿度が高い
3.物価は高めと言われている
4.歴史的遺産が乏しい
5.観光地は多国籍風でシンガポール特有なものが少ない
上記5選を厳選したのでひとつずつ見ていきましょう。
1.治安が悪いスポットもある
シンガポールの治安は、全体的に見たら女性が深夜に出歩けるほど安全ですが、一部避けた方が良い地区も存在します。
「ゲイラン地区」「リトルインディア」です。
シンガポールは日本ではなく「海外」なのを忘れないようにしましょう。
・「ゲイラン地区」
下町の雰囲気が楽しめるエリアではありますが、シンガポール唯一の売春街で地元でも治安が悪いで有名です。
シンガポールでは売春が合法なため、政府から認められています。
しかし、政府から認められているとはいえ、違法なお店も存在します。
特に女性は避けるべきエリアと言えるでしょう。
・「リトルインディア」
軽犯罪から殺人事件、暴動も発生する要注意エリアです。
現地の人もあまり近づかないエリアであり、特に夜は危険ですので女性だけで出歩くのは
避けたほうが良いでしょう。
2.暑くて湿度が高い
シンガポールは赤道付近にあり、海に囲まれているため、気温だけでなく湿度も高いのが特徴的です。
年間平均湿度は84%ほどです。
また、突然の雷雨もあり、折り畳み傘は必需品といえるでしょう。
シンガポールの平均気温は27度前後です。最高気温は35度以上にもなります。
東京に夏と比べても遜色ありません。
しかし、湿度が非常に高いので東京よりも暑く感じます。
そのため、現地での服装は半袖・短パンが基本的なスタイルになります。
ただ、レストランや商業施設は冷房が効きすぎているので、上着を持っていると安心ですね。
3.物価は高めと言われている
シンガポールは税金が高いのでタバコやアルコールは高い傾向にあります。
タバコは1箱1,000円以上します。愛煙家の方は痛い出費になりそうです。
あります!
観光する際に使用する頻度が高いタクシーは日本より大幅に安価です。
観光客からすればうれしいですよね。
初乗り運賃が日本円で1kmまで約310円、それ以降400mごとに10kmまで日本円で約17円です。
シンガポールは物価が高めと言われていても、日本人の感覚からすればそこまで心配しなくて大丈夫です。観光客が気になる、飲食・ホテル代などはおおよそ日本と同じです。
もちろん高級店や高級ホテルは高価ですが、それは日本も同じですよね。
観光する上で「全てのものが高くて大変!」とはなりませんので、安心して観光を満喫しましょう。
4.歴史的遺産が乏しい
シンガポールは世界遺産に「シンガポール植物園」、世界無形遺産に「ホーカー(屋台)」が登録されています。
世界の世界遺産登録件数を見ると
「イタリア58件」「中国56件」「インド40件」「日本25件」
と2ケタの世界遺産登録件数をもっています。
外務省HP
それに対してシンガポールは2件なので意外ですよね。
これにも理由があります。
そもそもシンガポールは1965年にマレーシア連邦から脱退し、独立する形で生まれました。まだ生まれてから57年の月日しか経っていません。発展し始めてまだ年数が少ないわけですから、歴史的文化スポットが限られるわけです。
世界遺産登録された「シンガポール植物園」も2015年、世界無形遺産登録された「ホーカー」も2020年と浅い年数ですよね。
5.観光地は多国籍風でシンガポール特有のものが少ない
シンガポールは「シンガポールといえばこれ!」といったものが少ない国です。
この国は多国籍風で、中華系、マレー系、インド系など様々な多民族が暮らしています。
外を歩けば、肌の色、洋服の違い、様々な民族衣装などが目に入り、「海外」に来たんだなとしみじみ感じます。
しかし、その分シンガポール特有のものが薄いのも事実。
気にしない人もいると思いますが、個性がないと感じる人も多いと思います。
シンガポール旅行の楽しみ方は人それぞれ
ここまで「おすすめしない理由」「おすすめしないポイント」をご紹介しました。
といった方もいるでしょう。
人によってシンガポール旅行する目的は異なりますし、旅行前にしっかりリサーチして準備すれば対策はたてられます。何が重要か、何が楽しいと思えるのかは人それぞれです。
おすすめしない内容だけでは不公平ですし、シンガポールはこんなに楽しい観光地といった内容を次でご紹介します。
シンガポール旅行は人気観光国のひとつですからおすすめする理由、スポットもたくさんあります。
ぜひ、シンガポール旅行の参考にしてください。
【シンガポール旅行】こんな人におすすめ
シンガポール旅行は目的をもって訪れたい方にぴったりの国です。
・屋台巡りをして各国の美食を味わいたい
・近代国家ならではの街並みを自分の目で見たい
・世界各国の大手外資企業が集まる奇抜なビル群を眺めて、夜には最高の夜景を堪能したい
・地元の方と触れ合って刺激をもらいたい
・映像作品にも使われている有名なマリーナベイ・サンズに泊まってみたい
などの目的があると期待以上にシンガポールを楽しめます。
目的を見つけるために詳しくシンガポールのおすすめスポットをご紹介します。
ご紹介したいスポットはいくつもあるのですが、厳選した6選をご紹介しますね。
ぜひ、シンガポール旅行の参考にしてください。
【シンガポール旅行】おすすめするスポット
シンガポールは人気観光国のひとつで、おすすめできるスポットがいくつもあります。
その中でも、下記をご紹介します。
1.マリーナベイ・サンズ
2.マーライオンパーク
3.ナイトサファリ
4.ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
5.セントーサ島
6.ホーカーズ
どれもがシンガポールの魅力です。
ひとつずつご紹介します。
1.マリーナベイ・サンズ
マリーナベイ・サンズは、シンガポールの中で1位、2位を争うほど知名度の高いリゾートホテルです。
マリーナベイ・サンズには、多国籍のレストランやバー、フードコートなどがあり、ホテルに泊まりながらあらゆる食を楽しめます。
高級ホテル内での食事は値が張ると思う人が多いと思いますが、小腹が空いた時や多彩な料理を安価で食べられるので安心です。
そして、何といっても屋上のインフィニティプールは外せないスポットです!
57階に位置し世界一の高さを誇り、夜景だけではなく、様々な空模様やシンガポールの景色を堪能できます。
ただし、プールの利用は宿泊者限定になるので注意が必要です。
また、インフィニティプールの他に展望デッキやバー、レストランがあります。
マリーナベイ・サンズは、カジノも有名です。
フロアも広く、高額から少額の掛け金で初心者でも楽しめるようになっています。
入場は21歳以上になります。
日本からの観光客は「外国人用スポット」から無料で入場ができるので、雰囲気を楽しむのもいいですね。
2.マーライオンパーク
シンガポールと言ったら、マーライオン!
マーライオンは、上半身がライオン、下半身は魚の肖像でマーライオンパークの象徴的存在です。
マーライオンパークはアリーナ湾に面した公園で、2体のマーライオンがある公園です。
特に、口から水を噴き出すマーラインオンと写真を撮る観光客が多く、日没19時以降、夜の時間帯はマリーナベイ・サンズホテルを背景にして撮る写真はとても美しい写真になります。
ただ「世界三大がっかり名所」のひとつと言われています。
しかし、マーライオンの周りには観光客が多く、多くの方が写真撮影されているのでがっかり名所と言われても納得しないと感じます。
シンガポールを訪れ、マーライオンを見ずに旅行が終わるのは残念です。
シンガポールの象徴であるマーライオンを堪能しましょう。
旅の思い出写真にぜひ!
3.ナイトサファリ
シンガポールのナイトサファリは世界初の「夜専用の動物園」です。
2500頭を超える夜行性生物を飼育している屋外動物園となっており、アジア象・マレー・バク・トラなどの地域固有種や絶滅危惧種などの珍しい動物が見られます。
園内は広大な敷地面積を誇り、ウォーキング・乗り物に乗って探索できます。
ウォーキングと乗り物で見られる動物が異なるので、観察したいお目当ての動物がいる場合は事前にチェックしておきましょう。
また、園内ではショーも行われており、ファイアーダンスショーは口から火を噴くパフォーマンスで圧巻の迫力です。
4.ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
広大な敷地面積にあるシンガポールの巨大植物園です。
世界遺産に登録されている「シンガポール植物園」ではないのでご注意ください。
オープン以来、数々の賞賛を得ており、幻想的な景色や緑、自然の美しさに魅了されるのも間違いなし!
18本の巨大な人工ツリーがある「スーパーツリーグローブ」や約1.2ヘクタールの最大規模を誇る「フラワードーム」や約35mの人工山から流れる滝がある「クラウド・フォレスト」など見所満載です。
見所を詳しく見ていきましょう。
「スーパーツリーグローブ」は、高さ25m~50mの垂直にそびえるスーパーツリーが目をひきます。スーパーツリー・オブザバトリーの頂上に登ると高さ50mからの展望台からマリーナベイ地区の絶景を見られます。
「フラワードーム」は、何といっても「フローラルファンタジー」が見所です。洞窟のような空間・ドラマティックな流木彫刻・フローラルアート作品を見られます。
「クラウド・ファレスト」は、霧の中に珍しい植物の光景が広がります。見所は、高さ35mの人工山から流れる豪快な滝です!
(一部有料施設があるので、注意です)
5.セントーサ島
セントーサ島は、エンターテイメントの島として有名です。ユニバーサル・スタジオやシー・アクアリウム、アドベンチャー・コーブ・ウォーターパークなど全力で遊べるスポットが多くあります。
カップルはもちろん家族連れにもおすすめのスポットです。
本島からセントーサ島へ渡る手段として、車・徒歩・モノレール・ケーブルカーがあります。
筆者のおすすめは、ケーブルカーを使用しての入島です。
モノレールに比べると値段は張るのですが、空の上からの景色は素晴らしく、夜に乗れば美しい夜景を楽しめますよ。
また、セントーサ島には7つのビーチがあります。人工ビーチや100%自然の白い砂のビーチも数か所あります。
きれいなビーチで、心身の疲れを癒やすのも良し!ウォータースポーツで身体を動かすのも良し!色々な過ごし方ができるのも魅力のひとつですね。
1日では遊びつくせないセントーサ島ですが、だからこそ何度も足を運びたくなるスポットのひとつです。
6.ホーカーズ
ホーカーズとは露天商・屋台の集まりです。
シンガポール国内では「ホーカーセンター」「ホーカー」「ホッカーセンター」「ホッカー」と発音した方が通じます。
シンガポール国民には欠かせない台所といっても過言ではありません。
中華系・インド系・マレー系の美食はもちろん、デザートやコーヒーなど多種多様なお料理を楽しめます。ホーカーズの食べ歩きが目的の観光客も多数いるほどです。
ご安心ください。シンガポールの飲食店には衛星状況の表示が義務付けられています。
衛生面の管理が行き届いている順にA、B、Cとランク付けがされており、ひとめでわかるように表示されています。衛生面が気になる方はAランクのお店を探しみるのがおすすめです。
【結論】シンガポール旅行は行くべき!
【シンガポール旅行】はおすすめしないと言われる理由が確かに存在しますが、それ以上におすすめするスポットが魅力的なため、シンガポール旅行を考えるのであればぜひ行くべき国です。
今回のポイント
・旅行の楽しみ方は人それぞれ
・悪い点以上に良い点があるシンガポール旅行を徹底リサーチし準備する
・目的をもってシンガポール旅行を楽しむ
シンガポールの良い点・悪い点を頭にいれ、準備万端でシンガポール旅行を満喫しましょう!