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生活・知恵

粉石けんは【湿気とり】の効果があるって本当?実際に試してみました

布団がカビ臭く感じる

久しぶりに履いた靴が何だかジメジメする

クローゼットにしまっておいた服にカビが生えた

 

このような悩み、問題を解決します。

しっかり換気しているはずなのに、何だかカビ臭いと感じる時がありますよね。

部屋の中にイヤな臭いが残るだけで気分まで沈んでしまいます。

しかし、ご家庭で使用している粉石けんが湿気とりの効果を発揮してくれるのです。

そこで、この記事では

  • 粉石けんを使って湿気を取る方法
  • 簡単に除湿ができるおすすめアイテム

についてご紹介します。

この記事を読む事で家中の湿気も取れて、快適な生活が手に入れられますよ。

 

粉石けんには湿気とりの効果がある

粉石けんには湿気が大敵だといわれるほど吸湿性があり、フタを開けたまま保管すれば湿気を吸って固まります。

洗濯の際には、砕いて使用しなければならないので面倒ですよね。

例えば、

粉石けんが余っている

  • 安かったのでつい買い過ぎた
  • ご近所さんの引っ越しでもらった
  • お中元、お歳暮でもらった

このような方に、粉石けんの性質を利用して簡単に湿気がとれる方法をご紹介します。

市販の容器型除湿剤を購入し、液体がたまるたびに買い替えるよりも格安に行えるでしょう。

ぜひ、試してみて下さい。

 

粉石けんが計量スプーン半分の量で湿気とりに大変身!

用意するもの

  • 粉石けん
  • お茶パック(9.5㎝×7.0㎝程度のサイズ)

 

①粉石けんを計量スプーンで半分程度、取ります。

粉石けんは【湿気とり】の効果があるって本当?

 

②お茶パックに粉石けんを入れます。

粉石けんは【湿気とり】の効果があるって本当?

 

③あとは、収納スペースや靴箱の隅に置くだけです。

 

置くときのポイント

  • 湿気は空気より重く下へたまりやすいのでつるさず、下へ置く。
  • 粉石けんがこぼれ落ちそうな時はお茶パックの口をテープで止める。

 

交換時期は、粉石けんが固まった時です。

市販の容器型除湿剤は2、3ヵ月程度で交換時期になります。

放置すれば容器にたまった液体が規定ラインを超え、フタが破裂しそうなほど盛り上がる、液体が漏れ出すなどの可能性があります。

しかし、粉石けんは湿気を吸い取ると固まるので、忘れて放置しても液体が漏れ出す心配がありません。

また、固まった粉石けんは乾燥させると再び粉状に戻ります。

 

粉石けんは湿気とりの役目を何度も繰り返す

湿気を大量に吸い取った粉石けんは、手で砕けないほど硬くなります。

固まった粉石けんを木づちで打ち砕いてもよいのですが、もっと簡単な方法があるのでご紹介しましょう。

広げた新聞紙の上に固まった粉石けんを並べ、直射日光に当てて下さい。

しばらく置けば元通りの粉石けんに戻ります。

湿気を吸収して固まったわけですから、乾燥させて湿気を飛ばせば元に戻るのです。

 

天日干しでの注意ポイント

  • 天候が急に変わった時
  • 風の強い日

 

元に戻れば再び活用できます。

粉石けんは家中に置いて放置しても、勝手に除湿を続けてくれる優れものなのです。

湿気とりは簡単にできる!除湿アイテムおすすめ3つ

高温多湿の日本で生活していく上では湿気対策が重要ポイントになりますよね。

雨が続けば洗濯物を室内に干す機会も多くなるでしょう。

部屋干しをすると湿度も上がりイヤな臭いが発生します。

湿度が高くなれば体調不良やカビ、ダニの発生につながるだけではなく、大切な家具や衣類を傷めてしまいます。

 

「ほぼ1年を通して除湿対策には悩まされているけど」

「あれこれ試してみたけど、結局はどれがいいの?」

「いろんな除湿機が出ているけど、どれも高いし」

 

そんな方に、格安で簡単にできる方法を詳しくご紹介します。

 

読み終わった新聞紙を捨てるのはちょっと待って!

新聞紙には除湿、吸湿、消臭の特性があります。

湿気がたまりやすく、換気がしづらい収納スペースや靴箱に新聞紙を敷くだけで、湿気や嫌な臭いを吸収してくれるのです。

クシャクシャに丸めた新聞紙を再び広げて敷けば、表面積が増えるのでより効果的になります。

 

活用方法1例

  • ぬれた靴は、靴の大きさに丸めた新聞紙をつま先部分まで隙間なくしっかり詰めれば早く乾かせる。
  • 湿った新聞紙は、直射日光に当て乾燥させれば再び使用できる。

 

格安で簡単!重曹を使って除湿剤を作ろう

水回りや換気扇の汚れ落としに便利な重曹ですが、実は吸湿、消臭作用もあります。

例えば、

こんな人におすすめ

  • トイレの芳香剤は香りが強くて苦手
  • 靴箱から悪臭がする
  • 冷蔵庫から生臭いにおいがする

このような方に、吸湿、消臭ができる一石二鳥の重曹をおすすめします。

1/3程度の重曹を紙コップに入れ、口に通気性の良い布(ハギレ)を被せて輪ゴムでとめれば、こぼれ落ちる心配もなく、吸湿率も高まります。

空気が流れる広いリビングよりも、空気が滞りやすい狭い収納スペースや靴箱、シンク下に置くのが効果的です。

交換時期は重曹が固まった時なので、紙コップを使用すれば交換時期が分かりやすいですね。

トイレで使用した重曹は、タンクに入れて一晩放置すればタンクを掃除してくれます。

固まった重曹は、溶かしてペースト状にすれば水回りやレンジ回りの掃除に活用できます。

少しの量で除湿、消臭ができるので重曹は経済的にもお得です。

 

半永久的に使える便利な炭

近ごろは100均でバーベキュー用の炭が手に入るようになりました。

炭は細い穴から湿気と臭いを吸収してくれるので除湿、防臭効果があります。

同時に、空気中の水分量が少なくなれば吸い取った細い穴から水分を放出し、空気中の水分を調整する効果がある優れものなのです。

 

こんな場所に効果的

  • 狭くて湿気がたまりやすいトイレ
  • 換気がしづらい収納スペースやシンク下
  • 湿気や臭いが充満する靴箱

 

換気のしづらい狭い空間に少量の炭を置くだけで防湿、防臭効果が得られます。

飲食店のトイレに炭が置かれている場合がありますが、ガラス瓶に数個の炭を入れて置くだけでおしゃれですよね。

湿気を吸った炭は、陰干しにすると湿気や消臭効果がリセットされるので再び、活用できます。

まとめ:粉石けんの性質を知れば湿気とりが手作りできる

余った粉石けんは捨てないで、湿気とりを手作りしましょう。

 

手作り湿気とり

  • 使用料は計量スプーンで半分
  • お茶パックに入れて置くだけ

 

湿気とりはこれだけで作れるのです。

湿度が高くなるとカビやダニの繁殖を高め、体調不良の原因につながります。

他にも、ご紹介した除湿アイテムを使えば簡単に吸湿ができます。

湿気はため込まないで、しっかり除湿対策して快適生活を送りましょう。

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