「探求心」と「探究心」の違いって何？例文からわかりやすく解説！

「探求心」「探究心」は、どちらも「追い求める気持ち」の意味ですが、以下のような違いがあります。

このページでは「探求心」「探究心」の違いについて、詳しい意味と具体的な使い方とともにわかりやすく解説しています。

「探求心」と「探究心」の意味と例文

まず、「探求心」「探究心」の辞書での意味を確認しておきましょう。

「探求心」

物事に興味をもち、追究しようとする心。

引用：weblio国語辞典

 

「探究心」

物事について、深い知識を得たり、原因を解明したりしようという気持ち。

引用：weblio国語辞典

読みは“たんきゅうしん”と全くかわらず、二文字目だけの違いなので、どちらを選べばよいのか迷いますよね。

以下でより詳しい意味や例文を見ながらそれぞれの違いを確認していきましょう。

 

「探求心」の意味と例文

例文を見てみましょう。

「探求心」は、子供のように無邪気な、理屈なく衝動的に追い求めてしまう心を指します。

人間が生きていくための原動力であり、目指すゴールがありません。

「探究心」の意味と例文

一方、「探究心」はどうでしょうか。

例文を見てみましょう。

「探究心」は、ただ追い求めるだけでなく、当事者にとってたどり着きたいゴール（本質、結果）があります。

「探求心」が先天的に備わっているのに対し、「探究心」は後天的に鍛えるものです。

ビジネスパーソンにとって必要な資質、就活の自己アピールで使うのは「探究心（が旺盛）」です。

「探求心」と「探究心」の違いまとめ

以上「探求心」と「探究心」の違いと正しい使い分けが、おわかりいただけましたでしょうか。
最後にもう一度、使い分けのポイントをお伝えします。

まだ見たことのないチョウがいると聞いてすぐに現地にいく→「探求心」

チョウが長時間飛び続ける仕組みを解明したい→「探究心」

「探究心」は、「探求心」から生まれます。

 

ぜひ、この記事を参考にして意味や使い方をマスターしましょう。