生活・知恵

使い終わった通帳はどうするのが正解?処分方法や注意点もご紹介!

  • 使い終わった通帳って、銀行で処分してくれないの?
  • 古い通帳は、廃棄しても良いの?
  • 不要な通帳の処分方法がわからない。

などと、使い終わった通帳の処分に困っている人は、多いのではないでしょうか。
使い終わった通帳をいつまで保管したら良いのか、廃棄する時はどのように処分したら良いのか悩みますよね。

そこで今回の記事では、使い終わった通帳の処分方法や注意点について、関連記事を徹底的にリサーチしました。

  • 使い終わった通帳の処分方法は?
  • 処分する時の注意点は?
  • 通帳の保管期間はいつまで?

について、私の金融職経験もふまえ、わかりやすく解説します。

この記事を最後まで読めば、通帳の処分方法と処分すべきタイミングをしっかり判断できるようになりますよ!

使い終わった通帳の処分方法は?

使い終わった通帳は、シュレッダーで裁断するのがベストです。裁断によって、データの痕跡をなくします。第三者が見てもわからないようにしましよう。

使い終わった通帳や古い通帳は、何もしなければどんどんたまっていきます。お金の流れや個人情報が記載されているため、捨てられずに手元で保管している人が、多いかも知れません。

銀行の窓口では、使っている通帳が一杯になると、新しい通帳に繰越されます。しかし、繰越された前の通帳は処分されず、お客様に返却されるのです。ATMの場合も同様に、繰越された通帳は戻ってきますよね。

結局、前の通帳は、自分で処分しなければならないのです。

通帳を処分するのに何を使う?

使い終わった通帳を処分するには、電動シュレッダーを使います。細かく裁断するには、シュレッダーが最適です。

しかし、どのご家庭にも電動シュレッダーがあるとは限りません。購入する場合も、お値段や使う手軽さなどにより、他の機具を使う場合もあります。

以下で見てみましょう。

通帳を処分する方法

  1. 電動シュレッダーを使う
  2. ハンド(手動)シュレッダーを使う
  3. シュレッダーハサミを使う

それぞれのご家庭で、自分に合ったタイプをお使いください。仮にシュレッダーハサミを使っても、少し手間はかかるかも知れませんが、十分に細かく裁断できるでしょう。

処分する手順は?

通帳を処分する手順は次のようになります。

処分する手順

  1. 個人情報を油性マジックなどで黒く塗りつぶす
  2. 通帳の糸を取り、各ページをバラバラにはずす
  3. シュレッダーにかける
  4. 裁断したゴミを外から見えないように、新聞紙にくるみ、ゴミ袋へ入れる

実際にやってみると、思ったより簡単にできますよ。
一度やって手順がわかれば、定期的に処分するように努めましょう。

処分する時の注意点は?

それでは、処分する時の注意点を見てみましょう。

注意ポイント

  • 処分する前に、その通帳を保存する必要があるかないかを確認する
  • 口座番号や氏名などの個人情報は、念のためにマジックなどで塗りつぶしておく
  • シュレッダーの裁断サイズは、細かい方が良い

シュレッダーの裁断サイズは、メーカーによって色々な規格サイズがあります。中でも、マイクロカットの2✕10mmサイズがオススメです。

通帳の保管期間はいつまで?

通帳の保管期間って決まっているの?
家計簿代わりにしているから、何年かは置いておきたいんだけど?

通帳の保管期間は、決まっているのでしょうか?答えは、「決まっていません」。

また、個人の生活状況や環境によっても、変わってきます。特に保存する目的がなければ、すぐに処分しても大丈夫です。

通帳の保管期間がわからないため、処分せずに置いているケースが、ほとんどではないでしょうか。

具体的に、保管するポイントを見ていきましょう。

保管か廃棄か判断するポイントは?

保管するか廃棄するかの判断ポイントは、以下になります。
1つずつ見ていきます。

保管か廃棄かのポイント

  • 保存する目的が何もない場合は、すぐに処分する
  • 通帳を家計簿代わりにしている場合は、過去2年分保管する
  • ローンを組む場合、お金の流れを見るために、1年分は保管する
  • 確定申告で、通帳を領収書代わりにしている場合は、7年分保管する
  • 一家の生活の思い出として保存する場合は、自分の判断による

確定申告の場合以外は、絶対的なものではありませんので、上記を参考に判断しましょう。

故人の通帳はいつまで保管する?

それでは、亡くなった親の通帳がある場合は、相続手続きが完了していれば、廃棄してもかまいません。しかし、完了していない場合は、終了するまで、保管しておかなければなりません。

親が亡くなった場合は、必ず相続が発生します。銀行などで開設されている普通預金は、死亡の事実と同時に凍結されます。手続き終了時に解約され、その時点で通帳の存在は、消滅するのです。

手続き完了後に、通帳は相続者に返却されます。後はいつでも廃棄可能になります。

まとめ:使い終わった通帳の処分方法と注意点は?

ここまで、使い終わった通帳の処分方法について、見てきました。

最後にまとめてみます。

使い終わった通帳の処分方法と注意点は?

使い終わった通帳の処分方法は?

  • 電動シュレッダーを使う
  • ハンド(手動)シュレッダーを使う
  • シュレッダーハサミを使う

処分する時の注意点は?

  • 処分する前に、その通帳を保存する必要があるかないかを確認する
  • 口座番号や氏名などの個人情報は、念のためにマジックなどで塗りつぶしておく
  • シュレッダーの裁断サイズは、細かい方が良い

今回の記事を参考に通帳を処分していただければ、手元に一杯たまることはなくなるでしょう。
通帳の保管がしやすくなりますよ!

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