- 初めて上司への新年の挨拶はどうしたらいい?
- メールで新年の挨拶はどう書いたらいいの?
- 新年の挨拶はLINEでも失礼にならないかな?
こんな悩みを抱えていませんか?
年に一度のご挨拶、失礼のない形で気持ち良く済ませたいですよね。
この記事では、上司への新年の挨拶をメールやLINEでも失礼にならない送り方について、現役WEBライターの私が隈なくリサーチし徹底解説します。
最後まで読むと、新年の挨拶をメールやLINEで送る際のポイントが分かり、職場で円満な人間関係を築けますよ。
上司への新年の挨拶は直接会って行うのが基本
はじめに、メールやLINEを使えるシーンについて見ていきましょう。
本来、上司への新年の挨拶は直接会って行うのが基本です。
しかし、新年早々に会う機会が無い場合もあるかと思いますので、その時はメールやLINEを活用しましょう。
「年賀状は出さなくてもいいの?」と疑問に思われる方もいるかと思いますが、近年は虚礼廃止やプライバシー保護の観点から、年賀状のやりとりをしない企業が増えているのも事実です。
仕事とプライベートを分けて考え、年賀状をあえて出さないのも礼儀作法のひとつと理解しましょう。
どうしても気になる場合は、先輩社員など職場の人に相談するのも一つの方法です。
勤めている企業の社風や文化に合わせ、年賀状を出すか否かを検討することも大切ですね。
【メール】送り方と例文
直属の上司であれば、新年の仕事始めに会えますが、部署の違う上司だとその可能性が低くなりますよね。
そんな時にはメールが便利ですが、失礼にならないよう書き方に注意したいものです。
ここではメールを送る際のポイントと例文をまとめましたので、ぜひ参考にして下さい。
メールで新年の挨拶を送る際のポイントは以下の2つです。
ポイント
- 仕事始めの日に送る
- 略式的にならないよう気をつける
では、順番に見ていきましょう。
仕事始めの日に送る
年賀状は1月7日まで届けるのが礼儀ですが、メールに関しては仕事始めの日が基本です。
もし自分の仕事始めが1月7日より遅い、または上司の仕事始めが自分より早い場合でも、問題はありません。
上司は各部署のスケジュールをチェックしていますので、安心して送信しましょう。
また、仕事始めは新年の挨拶や全体ミーティングなど、スケジュールが過密になる場合もあります。
メールを作成して送る時間が無い事態に備えて、各メールの下書きを事前に済ませるなど、準備することも大切です。
略式的にならないよう気をつける
メールは年賀状に比べ、略式的なイメージになりがちです。
以下の項目を意識するだけで、しっかりとした新年の挨拶になりますので、注意して書きましょう。
メモ
- 新年の挨拶
- 昨年のお礼
- 今年の意気込み
- 締めの言葉
上記の項目を意識するだけでも十分なのですが、「いつも勉強させていただいています。ありがとうございます。」のような、年賀状で「添え書き」にあたる一言を添えると、更に感謝の気持ちが伝わります。
普段は言う機会が少ない想いをメールに込めて、送ってみてはいかがでしょうか。
メールの例文
ここでは、上記のポイントを踏まえた例文を紹介します。
新年の挨拶を送られる際の参考にして、自分のオリジナル文章に書き換えると良いでしょう。
メールの例文
件名:謹んで新年のごあいさつを申し上げます
○○部長
(新年の挨拶)
あけましておめでとうございます。
(昨年のお礼)
旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。
(今年の意気込み・締めの言葉)
今年も一層の努力を重ねていく所存ですので、変わらぬご指導のほどよろしくお願いいたします。
(添え書き)
○○部長から、いつもよい影響をいただいております。
心からの感謝を込めて。
□□□□(自分の名前)
【LINE】送り方と例文
次にLINEで新年の挨拶を送る際のポイントについて解説します。
LINEは簡易的な連絡手段のイメージが強いため、ビジネスシーンで使用しないのが一般的です。
しかし近年ではその手軽さから、普段の連絡がLINEで行われることも往々にしてありますよね。
普段から連絡手段がLINEの場合など、互いの距離感を考慮し、LINEでも大丈夫と感じれば活用しましょう。
LINEで新年の挨拶を送る際のポイントは以下の2つ。
ポイント
- お昼の時間帯に送信する
- 絵文字は多用しない
こちらも、順番に見ていきましょう。
お昼の時間帯に送信する
LINEはメールと異なり、仕事始めの日よりも前に送れます。
しかし、休日の朝は活動を始める時間は遅いのが一般的です。
お正月などは、朝から家族で新年の訪れを祝い、食卓を囲むことが予想されます。
その点を考慮して、LINEを送るのは余裕のあるお昼の時間帯を選択するのが無難と言えます。
特に、大晦日から新年に日付が変わると同時にLINE送ることだけは、決してしないようにしましょう。
相手のプライベートの時間を第一に考え、LINEを送信することが最低限のビジネスマナーです。
絵文字を多用しない
送信する時間帯とあわせて、注意したいのが絵文字やスタンプなどです。
LINEはメールに比べ、豊富な数の絵文字やスタンプ、そしてグリーティングカードまで手軽に送れるのが特徴。
友人や家族に送る際に喜ばれるものでも、ビジネスシーンでは別物です。
年賀状様式のグリーティングカードもありますが、やはり紙の年賀状とは程遠い印象ですので良い印象を与えません。
また絵文字を多用すると感謝の気持ちを込めた新年の挨拶が、軽いイメージになりますので特に注意しましょう。
絵文字は最小限に、スタンプやグリーティングカードは使用しないのが無難と言えるでしょう。
LINEの例文
LINEでの新年の挨拶は以下の通り。
絵文字を最低限にすると、引き締まったイメージになります。
内容としては、メールの場合と同じ項目を意識して書くと良いでしょう。
LINEの例文
🎍新年のご挨拶🎍
○○部長
(新年の挨拶)
あけましておめでとうございます。
(昨年のお礼)
旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。
(今年の意気込み)
本年もより一層の努力を重ねていく所存です。
(締めの言葉)
変わらぬご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
□□□□(自分の名前)
新年の挨拶は心を込めて気持ちよく!
ここまで、上司への新年の挨拶をメールやLINEで送る方法について解説しました。
簡易的なイメージのあるメールやLINEですが、最低限のマナーを心掛けるだけで、十分に活用できるツールになりますよね。
直接会えない上司にも、心のこもった挨拶を届けて、新年を新たな気持ちで迎えましょう!