「コーヒー1杯でカフェに何時間いていいかな?」
「お代わりを追加注文すれば、何時間でもカフェにいて平気かな?」
「カフェだと集中できるから仕事をしたいのだけれど、そもそもカフェで仕事をしてもいいの?」
カフェにいると居心地が良かったり、集中できたりで、あっという間に時間が過ぎてしまいますよね。
私も「もっとゆっくりしたいな」といつも思うのですが、ドリンクが空になってしまうともう出ないといけないような気がして、早々にお店を後にしてしまいます。
そこでどのくらいゆっくりとした時間をカフェで過ごして良いのか、また滞在する際のマナーを徹底的に調べました。
この記事の内容
- カフェの滞在時間は2時間まで
- カフェで守るべき5つのマナー
- 代替案・コワーキングスペースやおうちカフェを活用しよう
この記事を読めば、もうカフェでソワソワする必要もなく、最後まで満喫した時間を過ごせるようになりますよ。
カフェの滞在時間は2時間まで
カフェの滞在時間は、明確に何時間までの決まりはありません。
ただしお店に対してのマナー・周囲のお客さんとの兼ね合いを考慮して、最大2時間くらいでお店を出るのが良さそうです。
それでは他の人たちがどのくらいの時間カフェに滞在するのか、またお店側の長時間滞在客への対応はどういうものか、以下で見ていきましょう。
カフェの滞在時間は平均1時間
1人でカフェに行った時の平均滞在時間は30分から1時間程度と言われています。
ドリンク一杯を飲み終えるのにかかる時間が、15分から30分くらい。
そこから少し胃を落ち着けたり、周囲を片付けたりと少しゆっくりしてから席を立つ、と考えると特に長居している印象はありません。
またドリンク1杯に対して1時間であれば、カフェを十分に満喫できていますね。
このことからドリンク一杯に対して1時間以内が、カフェでの滞在時間として適切と言えるでしょう。
「長時間利用」に対するお店の対応は店舗それぞれ
1時間の利用で長居したと感じるお客さんに対し、多くのお店が判断する「長時間滞在」は1時間半から2時間のようです。
この長時間滞在への対応は、店舗によって違います。
あらかじめ「ご利用は90分まで」とお客さんに直接伝えているお店や、店内に「飲食以外の長時間滞在お断り」の張り紙をして長い時間の滞在を防止しているお店があります。
このような場合はお店の方針に従い、長時間滞在は控えるのがマナーです。
一方、スターバックスのようにカフェをサードプレイスとして「家でも仕事場でもない第三の場所として居心地の良い環境を提供します」と銘打っているカフェもあります。
ただしこのように居心地の良い場所を提供してくれるカフェにも、利益は必要です。
利益としては商品の購入もありますが、お客さんの回転率もあります。
1人のお客さんがずっと席を占有するよりも、何度もお客さんが入れ替わって次々と商品を購入してもらう方が良いのです。
このことから、お店が長時間滞在と判断する1時間半から2時間までには退店するか、その前に商品を追加購入すべきです。
しかし追加購入を何度も繰り返せば5時間・6時間いても構わないわけではありません。
追加購入を何度も繰り返して居続けるのは悪質と見られますので、やはり2時間までの滞在がカフェでのマナーと言えるでしょう。
カフェで守るべき5つのマナー
基本的にカフェでの勉強や仕事は、禁止されているわけではありません。
しかし少数の人がマナーを守らないでカフェに長時間居続けた結果、カフェでそれらをするのを好ましく思わない人がいるのも確かです。
そこで以下に、お互いが気持ちよく過ごすためのカフェで守るべきマナーを挙げますので、ぜひ参考にして最後まで快適なカフェの時間をお過ごしください。
1人で大人数席を占有しない
1人で四人掛けの席など大人数席を利用するのは、好ましくありません。
1人で使用するならば、カウンター席や一人掛けあるいは二人掛け席を利用し、なるべく多くの人がカフェに滞在できるように配慮しましょう。
荷物があるから、机を広く使いたいから、と1人で何席も確保するのは迷惑な行為なので気を付けましょう。
消しゴムのカスは残さない
やっと席が空いた、と思って近づいてみるとそこは消しゴムのカスだらけ。
あるいは飲食している人が近くにいるのに、消しかすをパッパと払ってばらまく。
最悪の状況ですよね。
座る気も失せますし、お店の掃除もなっていないように思えて、お店にとってもマイナスイメージです。
飲食する場所に消しかすが残っているのは衛生的でもありませので、消しゴムのカスはしっかり片付けてからお店を出ましょう。
混雑時間はさける
勉強や仕事での滞在に対して、周囲の人の反応は否定的な見方が多いようです。
なぜなら勉強や仕事をしている人は長時間滞在が多く、自分が座れないから迷惑だと感じているのです。
一方カフェの利用は自由なため、他の人に迷惑をかけなければ勉強や仕事などの長時間の利用も構わない、との肯定的な意見もあります。
ただし「他の人に迷惑をかけなければ」の前置きがあるので、やはり混雑時の長時間滞在は避けるべきです。
時間の指定があれば従う
カフェ店内で「混雑時のご利用は90分を目安とさせていただきます」や「飲食目的以外の長時間のご利用はご遠慮ください」などの張り紙を目にしませんか?
また張り紙は無くても、入店時に「本日のご利用は60分までとさせていただいております」と伝えられた経験があると思います。
そのような時は、そのお店の方針に従って利用するのがマナーです。
長くなりそうな勉強や仕事は避けて、すぐに切り上げられそうなものに手を付けましょう。
電話・イヤホンの音量に気を付ける
電話での会話やイヤホンから漏れ出る音は、周囲の人に不快感を与えます。
キーボードをカタカタ叩く音さえ、雑音と感じる人もいるのです。
カフェでゆったりとした時間を過ごすために来店した人もいるので、騒音となるような音を出すのはやめましょう。
また最近では、WEB会議をカフェで行う人も見受けられます。
これは周囲からうるさいと思われるだけでなく、情報漏洩の観点からコンプライアンス違反につながりやすいので、避けた方が良いでしょう。
代替案・コワーキングスペースやおうちカフェを活用しよう
その場合はコワーキングスペースの活用や、自宅をカフェ風にしてみてはいかがでしょうか?
その方が周りの人たちに遠慮する必要がなく、また時間も気にせず、思う存分過ごせますよ。
ではコワーキングスペース・おうちカフェについて見ていきましょう。
長居しやすいコワーキングスペース
私も仕事で一度利用しましたが、種類はあまりないもののフリードリンクがある上に、自宅のように誘惑する物が周りに無く、仕事に集中できました。
料金は場所によって違うので、事前に調べておくと良いでしょう。
ドロップインの利用で1時間300円から500円程度の所や、月額制で1か月20,000円ほどで借りられる場所があります。
1時間500円程度ならば、カフェのドリンク1杯分くらいです。
月額制でも週に10時間使うようでしたら、カフェと変わらない値段で快適な空間が手に入ります。
カフェとは違い時間を気にせず、また周囲の人に気を遣う必要もなく過ごせるので、利用できる場所が近くにあるならば是非活用してみてください。
おうちでカフェの演出を
コワーキングスペースが近くに無い場合は、自宅でカフェのようにBGMを小さな音で流して、カフェ風にしてみましょう。
カフェで作業が捗る原因は「ホワイトノイズ」と呼ばれる雑音で、集中力向上の効果があります。
ただしお気に入りの曲だと聴き入ってしまい、仕事や勉強が手につかなくなるので、気を付けてくださいね。
ちなみに集中力向上に関して言えば、雨音や波音・鳥の声などの自然音が尚良し、とされていますので、そのような音源を流すのも良いですね。
またカフェの方が集中できるのは、物・時間の制限があるからでしょう。
そのため自宅でも目に入る場所にテレビや雑誌などを置かない、この時間からは他の作業をやる、など決めて一つの作業に集中できる環境を用意しましょう。
お店に合った適度な滞在時間・マナーを守って心地よいカフェ時間を
カフェでの滞在時間がわかったので、次からはいつ退店すべきかソワソワせずに、最後までカフェタイムを満喫していただけるかと思います。
この記事の内容
- カフェの滞在時間は2時間まで
- カフェで守るべき5つのマナー
- 代替案・コワーキングスペースやおうちカフェを活用しよう
についてお伝えいたしました。
この記事のカフェでの滞在時間・マナーを参考にして、快適なカフェ時間をお過ごしください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。