- セロリの筋は硬いから取り除かなくちゃいけない
- でも筋を取り除くのはめんどくさいから、料理に使う機会が少なくなってしまう
- 簡単に筋を取れるなら、もっとセロリを献立に活かしたい
セロリは好きでも、このように思う人は多いのではないでしょうか?
セロリの茎には太くて硬い筋(皮とも言われます)があり、調理の際には取り除く手間がかかりますね。
私も香り高いセロリは好きですが、筋取りがめんどうで、つい敬遠していました。筋取りが楽にできるのなら、セロリをもっと食卓に取り入れたいですよね。
そこでこの記事では、簡単なセロリの筋取りの方法について徹底的にリサーチしました。
この記事を見れば、セロリの筋取りのストレスが軽減されますよ。
セロリの筋を取る方法
多くの人が薦めている代表的な方法は3種類あります。
どれが簡単に上手くできそうでしょうか。ひとつずつ見ていきましょう。
包丁でスーッと引いて取る
※葉付きで買った場合は、まず葉と茎の部分に切り分けます。
引く方向は上(葉の側)から下(根元方向)へ
筋1本ずつ取る
茎の上側の、表面に見える筋に包丁を浅く入れたら、斜め上に浮かせるようにして、下へ向かってスーッと引いていきます。
ピーラーで取り除く
包丁での皮むきが苦手な人向けです。
包丁と同様に、取り除きたい筋にピーラーの刃をあて、根元方向へ引いていきましょう。
道具不要!手だけでラクラク処理
注:包丁の時と違い、葉は切り落としません。
片方の手で茎、もう片方の手で葉の部分を持ち、茎の外側に向けポキッと、ただしやさしく折ります。
すると、筋は切れないまま残り、茎から剥がれかけた状態になります。
そのままゆっくりと根元に向かって引っ張ります。コツは『ゆっくり、そうっと』です。
これで、ほとんどの筋は剥がれて取り除かれます!うまくいくと気持ちいいですよ。
残っている筋があったら、これは仕方ないので包丁やピーラーで取り除いください。
普段の料理に混ぜるだけ!筋を捨てない簡単調理法
取り除いた筋がどれくらいの量になるかは、その時で差がありますが、多少に関わらず捨てるのはもったいないことです。
いつもの料理に混ぜるだけの簡単な使い方をご紹介しますので、ちょっとひと手間加えておいしく食べちゃいましょう。
卵焼きやオムレツの具に
セロリの筋は小ネギのように小口に刻んで卵に混ぜます。分量は自由です。
たとえば、卵2個に対してセロリの筋の小口切り大さじ山盛り2杯程度ですと、割合としてはやや多めな印象ですが、卵液に入れて菜箸でクルクル混ぜることができれば入れ過ぎということはありません。
味付けもお好みで。塩コショウ、めんつゆ、マヨネーズなど、『普段の我が家の卵焼き』の調味料でおいしく作れます。
焼き上がり間際の仕上げ時にフライパンにバターを1片落として絡めると、セロリのクセのある匂いはカバーされつつ、リッチな風味になります。
ドレッシングやソースに
ちょっと頑張って細かく刻み、ドレッシングに混ぜ込めば味変が楽しめます。
ミートソースを手作りするなら、セロリの筋も他の材料と一緒に炒めましょう。また、玉ねぎなどの香味野菜と共にマヨネーズやポン酢、オイルなど好みの調味料と和えれば、肉にも魚にも合うソースができ上がります。
チャーハンに
やはり刻んで、チャーハンの具として使ってみましょう。やや多めの炒め油で最初に炒めると、セロリの強い香りが程よく抑えられます。仕上げにごま油や醤油を鍋肌から入れるとさらに香ばしくなりますよ。
かき揚げに
かき揚げなら、ザクザクッと粗く切るだけでOK。冷蔵庫に半端に余っている食材と混ぜて作れば、存在感のある一品になります。
熱した揚げ油に薄く広げて入れ、きつね色にカリッとなるまで揚げましょう。
筋取りさえしないオススメ調理法
細かく切って調理すれば筋を気にしなくても大丈夫です!セロリは筋取り不要、そのまま幅2cm程度にカットし厚さ約2㎜に切るだけでOKです。
ミネストローネに
トマト缶を使ってスープのベースにします。コンソメ、ベーコン、玉ねぎ、ナス、ジャガイモ、ニンジンなど、お好みの具材と共に煮込めば香り豊かなスープになります。
味噌汁に
油揚げと相性抜群、ちょっと変化球の味噌汁です。鍋に出汁とセロリ、油揚げを入れて加熱。煮立ったら火を止めて味噌を溶き入れます。
セロリは薄切りなので、出汁が沸騰したら加熱を止めて大丈夫です。
まとめ:セロリの筋取りは工夫すれば意外に簡単
ここまで、セロリの【筋取り】はめんどくさい!上手に取る方法は?についてご紹介しました。
- 包丁でスーッと引いて取る
- ピーラーで取る
- 道具を使わず取る
代表的な方法は3種類ありました。どの方法がよりめんどくさなく上手に筋取りできるか、ぜひお試しになり、ご自分に合う方法を見つけてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。