生活・知恵

【頑張れ】言い換え9選!ビジネスシーンや友達などに使える例文も紹介

「退職して起業される上司に応援の言葉を贈りたいな」
「目上の人に対して頑張れは失礼と聞くけど本当かな」
「友達が喜ぶ頑張れの言い換え方を知りたいな」


などと考えていませんか?

お世話になった上司に、感謝と応援の気持ちを伝えたいけれど、いざとなると最適な言葉が思いつかないですよね。

目上の人に「頑張れ」は失礼だと聞くから、間違いのない言い換えを知りたいところ。

そこで今回は、ビジネスやプライベートなど、シーン別の「頑張れ」の言い換えや、「頑張れ」を使わない方がよい場合について以下の内容を紹介します!

    この記事でわかること

    • 上司に「頑張れ」はNG!間違いのない言い換え3選
    • 友達に共感する「頑張れ」の言い換え4選
    • 「頑張れ」を使わない方がよい2選

上司はもちろん、友人や家族など、それぞれに適した「頑張れ」の言い換えを知ることで、関係をより良いものにすることができますよ。
ぜひ最後までお読みください!

【仕事編】上司に「頑張れ」はNG!間違いのない言い換え3選

まず大前提として、目上の人や上司に対して「頑張れ」という言葉は適していません。

「頑張る」とは「我意を張る」「耐えて努力する」という意味であり、目上の人が年下の人に向けて「頑張ってほしい」ときに使います。たしかに部下や後輩から「頑張って」と言われると、失礼な感じがしますよね。

それでは、上司への間違いのない「頑張れ」の言い換えについて3つご紹介します。

  • ご健闘を心からお祈りしております
  • 陰ながらご成功を願っております
  • 夢の実現に向けて、益々のご活躍をお祈り申し上げます

ひとつずつ順番に 見ていきましょう。

ご健闘を心からお祈りしております

「健闘」とは「困難に屈せず頑張って戦うこと」「不利な条件があるのによく努力すること」を意味します。

また「ご健闘」とすることで「お」を付けた敬語表現となり、目上の人につかえます。さらに「心から願う」という意味の「祈る」を付け加えると「困難に屈せず頑張ることを心から願います」という丁寧な表現になります。

敬っている方に対して「頑張ってください」と熱い気持ちを伝えることができますよ。

例文:この度は、社長就任おめでとうございます。新事業が成功しますよう、ご健闘を心からお祈りしております。

陰ながらご成功を願っております

「陰ながら」とは「人知れず」「ひっそりと」との意味を持つ副詞です。つまり、心の中でひそかに応援をしているという気持ちを表しています。

上司の退職により、今後は直接かかわることはないけれども、変わらず応援していますという気持ちを、控えめなニュアンスで伝えることができます。

例文:○○さんには入社以来、大変お世話になりました。これから職場でお会いできないのは淋しいですが、陰ながら○○さんのご成功を願っております。

夢の実現に向けて、益々のご活躍をお祈り申し上げます

「益々」は「前より発展、進歩する」という意味を持つ副詞です。「今後、よりいっそうすばらしい活躍をされることを祈っています」との気持ちを伝えることができます。

起業など、大きな夢を持って退職をされる上司に向けたメッセージに最適です。

例文:新会社の設立おめでとうございます。○○さんの夢の実現に向けて、益々のご活躍をお祈り申し上げます。

【友達編】相手に共感する「頑張れ」の言い換え 4選

それでは次に、友達への「がんばれ」の言い換えを4つ見ていきましょう。

一緒に頑張ろうね

ボキャブラリーが少ないと、どうしても無難に「頑張れ」を使いがちですよね。友達や家族を応援したいときにも何気なく言っていませんか?

しかし親しい関係だからこそ、もっと相手に寄り添った言葉で応援の気持ちを伝えたいものです。「一緒に」を付け加えることで「力を合わせて」という友達との一体感が生まれ、印象は大きく変わります。

例文:あと少しで目標を達成できるね。それまで一緒に頑張ろうね。

きっと大丈夫!

日頃からとても努力をしているのに自信なげな人、不安げな人には、自信を持ち安心してもらえる言葉を贈りたいですよね。

心を許せる友達だからこそ、「きっと大丈夫!」と力強くいってもらえることで、自分は間違っていないのだと安心することができるはずです。

例文:今まで、本当に努力してきたのは知っているよ。だからいつも通りにやれば、明日の試験はきっと大丈夫!

頑張りすぎないでね

心配になるくらい頑張りすぎる人には、どう言葉をかければよいか悩みますよね。

頑張りすぎる人は自分のことを客観的に見ることができず、頑張りすぎていることに気付いていません。「頑張りすぎないでね」ということで、頼ってもよい相手がいるのだと伝えましょう。

きっと、あたたかいメッセージとして相手の心に届くはずです。

例文:あなたがすごく頑張っていることは伝わっているよ。でも、あまり頑張りすぎないで、時には私にも頼ってね。

困ったときは助けるよ

人は誰しも、頑張りたいと思っています。しかし、常に全力ではいられませんし、失敗して途方に暮れることもあります。

そのような時、あなたは一人じゃないよ、私がついているよという気持ちを伝えれば、相手も孤独感が軽減し、気持ちが和らぎます。

例文:あなたは一人じゃないよ、私がついているからね。困ったときは、いつでも助けるからね。

【番外編】「頑張れ」を使わない方がよい人への言い換え2選

ではどのような人には「頑張れ」を使わない方がよいのでしょうか。

  1. すでに頑張っている人
  2. 病気などでメンタルが弱っている人

ひとつずつ解説します。

すでに頑張っている人

「頑張れ」という言葉、とても便利でついつい使ってしまいますよね。しかし受け取り手によっては、その言葉が辛く感じる場合もあります。

すでに十分頑張っている人にとって「頑張れ」は苦痛でしかありません。こちらにそのつもりはなくても、相手が「これ以上は頑張れないよ」「まだ頑張りが足りないのかな」と思わないとも限りません。

そのような時は「頑張れ」を言い換えて気持ちを伝えましょう。少しの工夫で、きっと相手も元気になれますよ。

例文:最近、大活躍だね、いつも応援しているよ。何か手伝えることがあれば言ってね、力になるよ。

病気などでメンタルが弱っている人

病気などでメンタルが弱っている人に「頑張れ」といってしまうと、精神的な負担となり、さらに追い打ちをかけることになりかねません。

「あなたのことを心配している」「元気になるのを待っている」という言葉をかけることで、相手の気持ちに寄り添いましょう。

またこういう場合は、相手の話を聞いたり、静かに見守るのもよいかもしれません。

例文:○○さん、その後のご経過はいかがでしょうか。仕事のことは心配せず、ゆっくりと身体を休めてください。

「頑張れ」を言い換えて応援の気持ちを伝えよう!

「頑張れ」という言葉、万能に思えてつい無意識に使ってしまうのではないでしょうか。しかし、相手との関係性や状況によっては言い換える必要があります。

何よりも大切なのは、相手を思いやる気持ちです。

あなたなりに「頑張れ」を言い換えて、大切な人へ最高のエールを贈りましょう!

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