と思っていませんか。
新生活を贈る生徒に向けて、背中を押すお祝いの一言を贈りたいけれど、何を書いたらいいか迷いますよね。
そこで今回は、先生が生徒に贈る一言でかっこいい卒業メッセージを紹介します。
この記事では、以下の内容がわかります。
この記事で分かること
- 卒業メッセージでかっこいい一言20選
- 卒業メッセージでかっこいい一言を書くコツ
- 卒業メッセージでかっこいい一言を書くコツ
- 卒業メッセージの注意点
- 卒業メッセージを贈る方法
- 卒業メッセージを贈るタイミング
記事を読めば、人生の門出にふさわしい、一言でかっこいい卒業メッセージを書くことができますよ。
卒業メッセージのかっこいい一言20選
卒業メッセージにふさわしい、かっこいい一言を集めました。
四字熟語を使った一言5選
これからの人生を応援する四字熟語です。
- 初志貫徹(しょしかんてつ)
はじめに抱いた望みや志を最後まで挫けず貫いて達成すること。 - 勇往邁進(ゆうおうまいしん)
恐れることなく、自分の目的目標に向かって、ひたすら前進すること。 - 臥薪嘗胆(がしんしょうたん)
将来の成功を期して、苦労に耐えること。 - 前提万里(ぜんていばんり)
その人の前途に大きな可能性が広がっていること。 - 前途洋々(ぜんとようよう)
その後の人生が大きく開けていて、希望に満ち溢れていること。
英語を使った一言5選
英語でお祝いの言葉を入れてみましょう。
- Congratulations on your graduation !(卒業おめでとう!)
- Best wishes on your new adventures !(これからの冒険がうまくいきますように!)
- I wish you a wonderful future !(あなたの素晴らしい未来を祈っています!)
- Always be yourself !(常にあなたらしくあるように!)
- Congratulations ! Good luck to you !(卒業おめでとう!応援しています!)
名言を使った一言5選
偉人たちから学ぶ一言です。
- 後ろを振り向く必要はない。あなたの前にいくらでも道はあるのだから(魯迅)
- どのような人間も自分の思っている以上のことができる(ヘンリー・フォード)
- 準備しておこう。チャンスはいつか訪れるものだ(エイブラハム・リンカーン)
- 私たちには今日も明日も困難が待ち受けている。それでも私には夢がある(キング牧師)
- 私がこの世に生まれてきたのは、私でなければできない仕事が、何か一つこの世にあるからなのだ(相田みつを)
ことわざを使った一言5選
これからの人生の指針になるようなことわざです。
- 為せば成る為さねば成らぬ何事も
出来そうになくても、その気になって真剣にやり通せばできること。 - 初心忘るべからず
習いはじめのころの謙虚で真剣な気持ちを、忘れてはならないこと。 - 継続は力なり
小さな努力も続けてやれば成功すること。 - 一念岩をも通す
どのようなことでも一途に思いを込めてやれば、できること。 - 笑う門には福来る
いつも笑いの絶えない家には、自然と幸福がやってくること。
卒業メッセージでかっこいい一言を書くコツ
卒業メッセージでかっこいい一言を書くコツは2つあります。
コツを掴んで感動するメッセージを贈りましょう。
コツ1|伝えたいことを一言で書く
相手に一番伝えたいことを一言で書くようにしましょう。
学校生活を振り返ると書きたいことがたくさん出てくると思いますが、メッセージは短い方が相手に伝わりやすくなります。
名言やことわざをうまく活用して、相手にぴったりの一言を贈ってください。
「ことわざとあなたの言葉」や「名言とあなたの言葉」を組み合わせると、インパクトもある、簡潔でかっこいい言葉を贈れます。
その際には、前向きな言葉で未来に向けたエールを贈ると喜ばれるでしょう。
コツ2|具体的なエピソードを入れて書く
学校生活の中で、心に残る具体的な思い出や相手との印象に残ったエピソードを入れて書くようにしましょう。
自分たち一人ひとりをちゃんと見ていてくれたんだと思うだけでも生徒にとってはうれしいことですよ。
エピソードは日常のささいな事でかまいません。
友達と楽しそうにしていた話や、部活を頑張っていた話などを入れましょう。
少しエピソードを入れるだけで、読んだときに思い出がよみがえり感動するメッセージになります。
卒業メッセージの注意点
大事なお祝いのメッセージは、失敗したくないと思いますよね。下記に気をつけて書くと失敗を防げます。
注意点1|縁起の悪い言葉を使わない
卒業メッセージでは、縁起の悪い言葉やマイナスのイメージがある言葉は避けましょう。
具体的には、卒業の取り消しや落第を連想する言葉である「滑る」「落ちる」「流れる」「取り消す」があります。
また、不吉なことを連想する言葉である「辞める」「崩れる」「失う」「中止」「変更」も卒業式にはふさわしくありません。
このほかにも、マイナスのイメージがある言葉は、その気がなくてもつい使ってしまわないように気をつけましょう。
注意点2|進路に合わせて書く
卒業のメッセージは進路が決まってから贈るのが前提です。
高校の卒業式の場合は、相手の進路に合わせて言葉を選ぶようにします。
進学する人や就職する人がいます。
進学する人には、これからさらに難しい勉学を頑張れるような一言や、受験勉強を頑張ったねぎらいの言葉もよいでしょう。
就職をする人には、これから社会に出て大人の仲間入りをする応援をしてあげましょう。
また社会人の先輩として温かい一言を書くのも励みになります。
進路を確認して書くと、よりきめ細やかなメッセージになりますよ。
卒業メッセージを贈る方法
卒業メッセージを贈る方法はたくさんあります。
クラスの生徒なら卒業証書と一緒にカードに書いて渡すのも1つの方法ですね。
また、卒業アルバムや寄せ書きにその場でメッセージを書いて贈る方法もあります。
手書きのメッセージは気持ちがダイレクトに伝わるのでおすすめです。
最近では、ビデオレターとして動画を送る、またはメールやSNSで卒業メッセージを贈る方法もあります。
先生といってもクラス担任や部活の顧問で生徒との関わり方も異なります。
メッセージを贈る生徒との親密度に合わせた最適な方法を心がけましょう。
卒業メッセージを贈るタイミング
卒業メッセージを贈る方法とともにタイミングも重要です。
一般的には、卒業式の後にメッセージを贈る人が多いようです。
卒業パーティーで本人に直接カードを渡す、またはSNSを使用して動画でメッセージを贈ると、その場が盛り上がるかもしれませんよ。
もし、卒業式の日にタイミングを逃してしまったら、遅くても3月中にメッセージを贈るようにしましょう。
卒業の前にメッセージを贈る場合には、進路が決まった後の3月初旬から卒業式の一週間前を目安に贈るようにします。
卒業メッセージは門出を祝う気持ちが大事
一言決め手となる言葉を入れるだけで、印象的なメッセージになり、心に残りやすくなります。
しかし、どのような言葉や方法であれ、卒業を祝う気持ちが伝われば、もらう側はうれしいでしょう。
ましてや先生からの卒業メッセージともなれば、生徒にとっては格別で大切な思い出になるはずです。
無理にかっこいい言葉にする必要はありません。
大事なのは、人生の門出を祝う気持ちです。
一人ひとりの顔を思い浮かべて素直なお祝いの気持ちを書いてみましょう。
もらった相手はきっと喜ぶと思いますよ。