生活・知恵

【保存版】食糧危機のおすすめ備蓄リスト!どのくらい備えるべき?

昨今、世界的なコロナの流行・異常気象・原油高、そしてロシア・ウクライナ戦争などが原因で、「食糧危機が起きる」と噂されています。

そのようなニュースや記事を見て、不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

食糧危機に備えるにはどうすればいいの?
どのくらい備蓄しておけばいいの?
非常食の種類が多すぎて、どれを選べば良いのか分からない

このようなお悩み、抱えていませんか?

その気持ち、本当によく分かります!

私もどう備えたらいいのか全く分からず、不安で仕方ありませんでした。

そんな不安な気持ちを払拭すべく、この記事では【保存版】食糧危機のおすすめ備蓄リスト!どのくらい備えるべき?について、以下の内容を紹介します。

  • 食糧危機のおすすめ備蓄リスト7選
  • 最低3日〜1週間分の備蓄が必要
  • 非常食の選び方3選

この記事を読んだあとには、食糧危機にどうやって備えたらいいのか分かりますよ!

ぜひ、最後までお読みください!

食糧危機のおすすめ備蓄リスト7選

「食糧危機」や「非常食」とGoogle検索したことはありませんか?

検索結果を見ても、種類が多すぎて、何を基準に選べばいいのか分かりませんよね?

そこで、ここでは、以下の3つの点に着目し、厳選した7つの備蓄リストを紹介します。

ポイント

  • 価格が高騰する可能性がある
  • 健康を維持するために必要不可欠
  • 長期保存可能

7つの備蓄リストに関しては、以下の通りです。

  • 小麦粉
  • お米
  • 乾麺
  • 大豆製品
  • レトルト食品
  • 缶詰
  • お菓子

それでは、ひとつずつ見ていきましょう。

小麦粉

パスタ・うどん・パンなどの原材料となる小麦は、私たちの生活に欠かせません

天ぷら粉や唐揚げ粉も、原料は小麦です。

小麦の価格が高騰し、小麦粉が品薄になれば、家計を圧迫するのは必至です。

しかし、ロシア・ウクライナ戦争以降、小麦の価格が高騰し続けており、現実味を帯びてきています。

日本国内で1年間に食べられている小麦のうち、国内産はわずか13%、残りの87%を輸入でまかなっています

小麦は約9割を外国から輸入しています。
国内産小麦では量(りょう)や質(しつ)が満(み)たせない需要分(じゅようぶん)を政府(せいふ)が国家貿易(こっかぼうえき)により外国産小麦を計画的に輸入しています。

過去5年の平均流通量(2016~2020年)
国産小麦   82万トン
輸入小麦 488万トン
うち、アメリカ(49.8%)、カナダ(33.4%)、オーストラリア(16.8%)で、この3カ国でほとんどを占(し)めています。

引用:農林水産省公式ホームページ

仮に輸入が止まってしまった場合、小麦を使った全ての食品が品薄になり、価格も上がります。

そうなる前に、今のうちから少しずつ備蓄しておきましょう。

実は、小麦粉にも賞味期限があり、小麦粉の種類によって賞味期限が違います

付箋を貼るなどして、賞味期限切れにならないように注意しましょう。

お米

お米は、77%の炭水化物と7%のたんぱく質、他にもビタミン・ミネラル・食物繊維など、栄養素が豊富に含まれています。

したがって、お米は健康を維持する上で必要不可欠な食糧だと言えるでしょう。

また、私たちの食生活においては、小麦を原材料とした食品が3分の1を占めているそうです。

その小麦の価格が高騰すれば、当然パスタ・うどん・パンなどの価格も上がります。

その結果、お米の需要が一気に高まり、価格が跳ね上がる可能性もあります。

そうなる前に、今のうちから少しずつ備蓄しておきましょう。

しかしながら、お米は美味しく食べられる期間が1ヶ月程度と短く、長期保存が難しい食糧です。

お米が日本人の主食になった理由のひとつは長く保存できることです。
もみを低温できちんと保管(ほかん)すれば10年間はもつといわれています。

精米(せいまい)の保存期間の目安としては、精米後1ヶ月間くらいはおいしく食べられると考えてよいでしょう。

引用:農林水産省公式ホームページ

それでは、わざわざ備蓄しても賞味期限内に食べ切れなかったらもったいない、と言う方も少なくないと思います。

そのような方には、常温で5年間保存できるアルファ米をおすすめします。

乾麺

乾麺は長期保存しやすく、備蓄に最適です。

しかし、小麦を原料として使用しているため、輸入が止まれば品薄となり、間違いなく価格は高騰します。

そうなる前に、そうめんやパスタなど長期保存可能なものを、今から少しずつ備蓄しておきましょう。

一般的な乾麺の賞味期限は以下の通りです。

  • そうめん:3年6ヶ月
  • 冷や麦:2年
  • うどん:1年6ヶ月
  • パスタ:約3年
  • インスタントラーメン:8ヶ月
  • カップ麺:6ヶ月

大豆製品

大豆は、味噌・醤油・豆腐などを作るのに欠かせない原料です。

しかし、大豆の食料自給率は非常に低く、平成29年度はたった7%

最近では、大豆ミートや豆腐ハンバーグなど、腹持ちの良いものもあります。

健康を維持するために必要な大豆製品も、しっかり備蓄しておきましょう。

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レトルト食品

ボイルするだけで食べられるレトルト食品も備蓄におすすめです。

一般的なレトルト食品の賞味期限は1〜2年程度。

近年では防災意識の高まりから、長期保存可能な非常食が数多く販売されています。

おかゆ・カレー・牛丼・ハンバーグなど、種類が豊富で、飽きる心配がありません!

また、子供が好きなものも多いので、「食べなかったらどうしよう」といった心配も不要です。

缶詰

缶詰は完全密封で加熱殺菌されているので、常温で長期保存でき、備蓄に最適です。

一般的な缶詰の賞味期限は以下の通りです。

  • 魚の缶詰:3年
  • お肉の缶詰:3年
  • 野菜の缶詰:2〜3年
  • 果物の缶詰:2〜3年

また、魚・肉・野菜・果物など種類が豊富なので、飽きずに食べられます。

しかし、1度あけてしまったら、できるだけ早めに食べなければなりません

購入するときは、家族の食べる量にあわせて、小分けされているものを選びましょう。

お菓子

お菓子には、美味しいだけでなく「ほっとする」効果があります

お菓子は日持ちしないと思っていませんか?

非常食用のお菓子は5年間保存可能です!

また、いつもコンビニやスーパーで目にしているお菓子の非常食もあります。

食べなれたお菓子の非常食があるのは嬉しいですね。

最低3日〜1週間分の備蓄が必要

家庭での備蓄は、最低3日〜1週間が目安だと言われています。

食糧危機の際は、国が諸外国から緊急輸入して食糧を確保するようです。

しかし、安心はできません。

なぜなら、食糧危機が解消するまでに、どのぐらいかかるか分からないからです。

そのため、各家庭において当面の食糧を備蓄し、食糧危機に備える必要があります。

しかしながら、普段の生活がひっ迫してしまっては本末転倒。

できる範囲内で、無理せず備蓄しましょう。

非常食の選び方3選

非常食の種類が多すぎて、どれを選べばいいのか分からず悩んでいませんか?

種類が多くて、どれを選べばいいのか分かりませんよね?

そこで、ここでは非常食の選び方を3つ紹介します。

非常食の選び方については、以下の通りです。

  • 自分や家族が美味しいと思うものを選ぶ
  • 栄養バランスを考えて選ぶ
  • 常温で長期保存できるものを選ぶ

それでは、ひとつずつ見ていきましょう。

自分や家族が美味しいと思うものを選ぶ

いつもの食生活が変わると、それだけでストレスが溜まります。

ストレスを溜めないためにも、非常食には家族全員が好きな食べ物や、美味しいと思うものを選びましょう。

特に子供は、慣れていない味だと食べない可能性があるので注意が必要です

ポイント

  1. まず、ひとつずつ購入して試食してみる
  2. どれを備蓄するか家族全員で選ぶ
  3. 少しずつ備蓄する

栄養バランスを考えて選ぶ

非常食を選ぶときは、味や価格だけでなく、栄養バランスを考えて選びましょう。

私たちが健康維持するためには、ビタミン・ミネラル・食物繊維・たんぱく質などの栄養素が欠かせません

栄養バランスが偏ると、体調不良や病気になる可能性があります。

できるだけバランスの良い食事をとるように心がけましょう。

それぞれの栄養素が含まれている食品は以下の通りです。

ビタミン

  • 缶入りの野菜:コーン缶など
  • フルーツ缶:みかん・桃など
  • ドライフルーツ
  • 野菜ジュース

ミネラル

  • 海藻等の乾物:ひじき・わかめ・昆布など
  • 乾燥した野菜:切り干し大根・干し芋など
  • ドライフルーツ

食物繊維

  • 海藻等の乾物
  • 切り干し大根
  • 大麦パン・ライ麦パン

たんぱく質

  • 魚の缶詰:ツナ・鯖など
  • 肉の缶詰:やきとり・コンビーフ・スパムなど
  • レトルト食品:ハンバーグ・牛丼の素など

これらの食品は、スーパーでも購入できるので備蓄しやすいでしょう。

しかし、非常食と比べて賞味期限が短いため、ローリングストック法の活用をおすすめします

ローリングストック法は日常的に非常食を食べて、食べたら買い足すという行為を繰り返し、常に家庭に新しい非常食を備蓄する方法。この方法なら普段から食べているものが災害時の食卓に並び、安心して食事を採ることができるはずです。

引用:内閣府公式ホームページ

備蓄したくても保管場所がない、いつの間にか賞味期限が切れている、といった方にもおすすめです。

常温で長期保存できるものを選ぶ

一般家庭で、普段使う食材に加えて3日〜1週間分の非常食を冷蔵庫・冷凍庫に備蓄しておくのは難しいでしょう。

常温で長期保存できれば、場所をとりません

最近は常温で3〜5年保存できるものもあり、お米・カレー・パスタ・パンなど、小分けされた様々な非常食が購入できます。

無理のない範囲で備蓄して食糧危機に備えよう!

以上、今回は【保存版】食糧危機のおすすめ備蓄リスト!どのくらい備えるべき?について解説してきました。

ポイント

  • 食糧危機のおすすめ備蓄リスト7選
  • 最低3日〜1週間分の備蓄が必要
  • 非常食の選び方3選

これだけ非常食の種類が多いと、どれを選んだらいいのか分かりませんよね?

この記事を参考に、無理のない範囲で備蓄して、食糧危機に備えていただけたら幸いです!

それでは、今回は以上となります。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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