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生活・知恵

お腹が痛い時の【下痢止めのツボ】10選!ここを押せば痛みは和らぐ!

「急にお腹の調子が悪くなっても、仕事中だと休息する時間は取れない。」
「仕事を抜けてまで、薬や病院に頼るほどでもなさそう。」
「今は仕事が忙しいから、何とかこの不快感を早く治したい。」

などと考えていませんか?

早く痛みを止めたいと考えていても、どうすればいいかよく分からないですよね。

そこで今回は、お腹が痛い時の対処法について以下の内容を紹介します!

  • 下痢止めのツボ10選!
  • ツボの見つけ方のコツや刺激の方法

2022年5月現在で公開されている情報を徹底的に調査しましたので、ぜひ最後までお読みください!

下痢止めのツボ10選!

それでは早速、下痢止めのツボについて紹介します。

ツボの位置は、画像を参考に確かめてみてください。

  1. 下痢点(げりてん)
  2. 合谷(ごうこく)
  3. 手三里(てさんり)
  4. 温溜(おんる)
  5. 内関(ないかん)
  6. 井穴(せいけつ)
  7. 足三里(あしさんり)
  8. 梁丘(りょうきゅう)
  9. 復溜(ふくりゅう)
  10. 崑崙(こんろん)

ひとつずつ順番に見ていきましょう。

1.下痢点(げりてん)

  • 位置:手の甲にあります。中指と薬指の骨が交わる部分のくぼみの少し上です。
  • 刺激法:もう一方の手の、親指の爪を立てるような形で、指の先をツボに押し当て、ゴリゴリとやや強めに押し揉みします。

ストレートな名前の通り、下痢に効くとされる代表的なツボです。急な痛みの緩和に加え、お腹が弱い人は事前に揉んだり普段から継続して揉んだりすると、次第に状態が良くなると期待されます。

2.合谷(ごうこく)

  • 位置:人差し指と親指の骨が交差した、くぼんだ部分。人差し指の内側になります。
  • 刺激法:ツボに、もう一方の手の指を埋め込むようにゆっくりグーッと圧をかけて押し続けます。また、小刻みに押し揉みしても心地よく、効果があります。

腹痛以外にも、様々な不調に効果があるとされるツボです。

3.手三里(てさんり)

  • 位置:肘を曲げた時できるシワに、もう一方の手の指を揃えて人差し指を置いた時、薬指のある所になります。
  • 刺激法:ゆっくり指を押し込むように圧を加え、ゆっくり緩めます。片方でもいいですし、腕組みするようなポーズで両腕同時に刺激しても良いでしょう。

やる気が起きない、だるいという気分の軽減にも効果があるとされます。

4.温溜(おんる)

  • 位置:肘を曲げた時の肘のシワと手首との間の、中央よりも親指1本分手首寄りの所です。親指付け根の骨の延長上を押しながら、痛みのある場所を探してみましょう。
  • 刺激法:ゆっくりと指を押し込むように圧を加え、ゆっくり緩めます。

頭痛、目、歯の痛みを抑える効果もあると言われています。

5.内関(ないかん)

  • 位置:手首のシワから指3本分肘に寄った所です。
  • 刺激法:ツボ際の筋の間に指先を押し込むように刺激します。5秒程度かけて押し、ゆっくり緩めます。優しく揉むようにしても良いでしょう。

胸から胃にかけての痛み。むかつきを和らげます。リラックス効果があり、ストレスによる胃の痛みも緩和するとされています。

6.井穴(せいけつ)

  • 位置:人差し指の爪の生え際両端から約2ミリ下がった2ヵ所です。
  • 刺激法:井穴への刺激は「爪揉み」とも呼ばれます。ツボ押ししたい方の爪の付け根を、もう一方の親指と人差し指ではさんで5~10秒じっくりと押した後、そのまま両指で揉み込むように刺激します。

井穴は全ての爪の付け根にありますが、特に胃腸につながりがあるツボが人指し指の井穴です。

7.足三里(あしさんり)

  • 位置:膝の皿の外側下にあるくぼみに人指し指を置き、指4本を揃えて小指があたっている所、太い骨に沿った位置にあります。
  • 刺激法:椅子に座って、親指でやや強めに押し揉みします。2~3分揉むと良いでしょう。

胃もたれ、胃全般のつらい症状に効くとされます。その他にひざ痛、疲れ、貧血などにも効果が高いとされる万能ツボです。

8.梁丘(りょうきゅう)

  • 位置:膝の皿の外側上に薬指を置き、指3本を揃えて人差し指があたっているところです。
  • 刺激法:椅子に座ると両脚同時に行えます。5秒かけて強めに押し、5秒かけて力を緩めます。5回行ってみましょう。

胃痛によく効き、下痢を直す特効穴とも呼ばれるほど効果が期待できるツボです。

9.復溜(ふくりゅう)

  • 位置:足の内くるぶしから指3本分上、アキレス腱の前側のへこんだ部分です。
  • 刺激法:足首をつかむように指をあて、親指の腹で5秒かけてグッと押し、ゆっくり緩めます。

下痢止め作用の他、足のむくみを減少させる、腎臓の働きを高めるなどの効果もあると言われています。

10.崑崙(こんろん)

  • 位置:外くるぶしの、すぐ後ろのくぼみです。
  • 刺激法:指の腹で3秒かけてツボをゆっくり押し込み、圧をかけたまま5秒。その後ゆっくり力を緩めます。左右5回ずつ行ってみましょう。また、ペンのキャップなどで押すのも良いでしょう。

お腹が冷えて起こる下痢に効果が高いとされている他、目・頭の痛み・腰痛などにも効くとされています。

ツボの見つけ方のコツや刺激の方法

ツボの見つけ方のコツや刺激の方法については、以下を参考にしてみてください。

初めに注意点です:妊娠中や食後すぐの満腹時には行わないでください。

ツボの見つけ方のコツ

ツボの場所は見つけにくいと思われるかもしれませんが、判断の目安は自分で押してみて痛みを感じる部分です。押した指の爪が白っぽくなる程度の力で押してみましょう。

効くツボにあたれば、多くの場合いくらかの圧痛(押された痛み)があります。ちょっと押しただけでも「痛っ!」と感じることもあります。また、ツボの部分が凝り固まっていると感じることがあり、このような場合ですと見極めが簡単です。

基本の刺激のしかた

  • どの指で押すかは気にせず、押しやすい指で
  • 強く刺激しないで、ゆっくり圧を加える
  • 痛(いた)気持ちいいと感じる強さで
  • ゆっくり3~5秒押し、ゆっくり緩める、を5回程度

ツボ刺激の効果は個人差や症状・体調により異なりますので、体調に合うツボを見つけてみましょう。

なお、これらの施術をいくつか試しても効果や改善が感じられない時は、思わぬ病気が隠れていることも考えられますので、その際は医療機関を受診することをおすすめします。

まとめ:急な腹痛をツボ刺激で軽減しよう!

以上、今回は「お腹が痛い時の【下痢止めのツボ】10選!ここを押せば痛みは和らぐ!」について紹介してきました。

今回の内容

・下痢止めのツボ10選!
・ツボの見つけ方のコツや刺激の方法

症状に合うツボをいずれか一点押せば手軽に自分で痛みを軽減できますので、ぜひ試してみてください。

それでは、今回は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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