缶に入ったキャンディーといえばすぐに思い浮かぶのは、このドロップスではないでしょうか?
缶をカラカラと鳴らして、何色のドロップが出てくるのか楽しみなところは、どこか懐かしい気もしますよね。
実はこのドロップス、サクマドロップスとサクマ式ドロップスの2種類あり、作っている会社が違うのを知っていましたか?
何気なく知らずに食べている人、意外に多いですよね。
そこで今回は、サクマドロップスとサクマ式ドロップスの違いについて、見ためや中身まで分かりやすく解説していきます!
この記事で分かる内容
- サクマドロップスとサクマ式ドロップスの違い
- 2つのドロップスの違いを分かりやすく解説!
2つのドロップスの違いが分かれば、好みや気分に合わせてドロップスを手に入れられますので、ぜひ最後までお読みください!
サクマドロップスとサクマ式ドロップスの違い
名前もドロップスの形も似ている2つのドロップス。
作った会社は違うのですが、創業者は2社とも佐久間惣治郎とされているのです。
戦前の資料がほとんど残っていないのですが、同じ創業者で2つの別の会社が戦後、ほぼ同時期にともに再建しています。
それだけではなく、会社名もカタカナと漢字の違いだけと、何ともややこしく難しいですね。
それでは、大まかにひとつずつ順に見ていきましょう!
サクマドロップスとは
サクマ製菓株式会社が製造しているドロップスです。
社長山田弘隆の時に太平洋戦争が始まり、戦時中に廃業となりましたが、戦後、1947(昭和22)年に社長の三男隆重が再建。
1948年に「サクマドロップス」の製造を再開。現在本社は東京・目黒にあります。
2つ会社があったので裁判になりましたが、協議の結果、こちらがサクマ製菓を名乗ることになったのです。
そして、お互いに販売活動を妨げないことなども取り決めたそうですよ。
最近では、「鬼滅の刃」や「ハローキティ」とのコラボをしたり、パッケージが袋になったり、好きな写真を缶に印刷できるオリジナル商品も作れたりします。
サクマ式ドロップスとは
サクマ式ドロップスは、佐久間製菓株式会社が製造しているもので、現在本社は東京・池袋にあります。
戦時中に廃業になりましたが、1948(昭和23)年に、故・横倉信之助によって再興。
サクマ製菓株式会社と「サクマ式ドロップス」の商標をめぐって裁判になりましたが、こちらの佐久間製菓株式会社が認められ、「サクマ式ドロップス」という商品名を使用しています。
少し前に、映画「火垂るの墓」ともコラボしたり、パッケージが袋になったり、サクマ式ソーダドロップスなどの新しい商品も出しています。
2つのドロップスの違いを分かりやすく解説!
2つのドロップスの製造会社が違うと分かったところで、次に、サクマドロップスとサクマ式ドロップスの見ためと中身の違いについて紹介していきます。
基本的に似ているものが多いのですが、一部違う部分がありますので、分かりやすく表にしてまとめました。
これを見れば、見ためと中身の違いがわかり、どちらが食べたいのか選びやすくなりますよ!
見ため
チェック項目 | サクマドロップス | サクマ式ドロップス |
色 | 緑 | 赤と白 |
登録商標のマーク | なし | あり |
容器の上の方に果物が描かれている点や、半分から下の部分にドロップスの画像がある点は同じです。
一方で、容器の色や登録商標の有無については、異なっています。
中身
チェック項目 | サクマドロップス | サクマ式ドロップス |
味 | 8種類
(メロン味とスモモ味あり) |
8種類
(ブドウ味とチョコ味あり) |
色 | カラフル | 白っぽい |
形 | 5種類 | 5種類以上 |
味については、2つのドロップスともに8種類ですが、2種類の味が違っています。
同じ6種類の味も、味の種類は同じでも、実際食べてみると若干風味などの違いがあるので、食べ比べてみるのも楽しみですよね。
色については、サクマドロップスの方は色鮮やかでカラフルに見えますが、サクマ式ドロップスの方は、白い粉で覆われているので白っぽく見えます。
形は、サクマ式ドロップスの方が多くあります。
まとめ:サクマドロップスとサクマ式ドロップスの違いを知って好みのドロップスを手に入れよう!
以上、今回は「サクマドロップスとサクマ式ドロップスの違いを分かりやすく解説!」について紹介してきました。
今回の内容
- サクマドロップスとサクマ式ドロップスの違い
- 2つのドロップスの違いを分かりやすく解説!
違いを知ってドロップスを選ぶと、好みや気分にあわせて手に入れられます。
新しいパッケージやコラボ商品もでてきていますので、時代を懐かしみながらも新しいワクワクも味わってみて下さいね。
それでは、今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。