言葉の意味由来

「異常」「異状」の 違い!使い分けを例文で解説!

「異常」「異状」は、どちらも「様子」を表している意味ですが、以下のような違いがあります。

  • 「異常」は、いつもと違う、正常でない
  • 「異状」は、いつもと違う状態

このページでは「異常」「異状」の違いについて、詳しい意味と具体的な使い方とともにわかりやすく解説しています。

「異常」と「異状」の意味と例文

まず、「異常」「異状」の辞書での意味を確認しておきましょう。

【異常】

普通と違っている。正常でない。

引用:weblio国語辞典

【異状】

普通とは違う、悪い状態。

引用:weblio国語辞典

なんとなく違いはわかりますが、辞書の内容だけでは中々難しいですよね。

以下でより詳しい意味や例文を見ながら、それぞれの違いを確認していきましょう。

「異常」の意味と例文

「異常」の意味は、【普通と違っている、正常でない】を表します。
その際、様子に焦点を合わせている点です。

「異」の漢字の意味は、「同じでない」を表し、「常」の漢字の意味は、「いつも」「普段」「普通」を表します。

「異常」の使い方は2パターンです。

  1. 名詞として使われる
  2. 形容動詞として使われる

例文を見てみましょう。

  • 健康診断の結果、血圧が異常ありだった。
  • 異常な値上がりだ。

「健康診断の結果、血圧が異常ありだった」では、血圧の数値が正常ではなかったと表しています。

名詞として使われている「異常あり」は、正常でない時に使われる言葉です。

「異常な値上がりだ」では、いつもより値段が上がったと表しており、形容動詞として使われています。

「異状」の意味と例文

一方、「異状」はどうでしょうか。

「異状」の意味は、【普通とは違う状態、悪い状態】を表します。
「異常」との違いは、漢字に着目してみてください。

同じでない」意味を持つ漢字「異」、「様子」の意味を持つ漢字「状」の二つの漢字を合わせて、いつもと違う状態を意味します。

また、「異状」は名詞としてしか使われません。

名詞として「異状あり」と使う場合は、下記のような時です。

  • なんとなく普段とは様子が違うと感じられる場合
  • 喉に違和感があり、普段とは異なる状態の場合
  • なんとなく動作がおかしい場合

こちらも例文を見てみましょう。

  • 今日の巡回は、異状なしだった。
  • 車の点検で異状を発見した。

「今日の巡回は、異状なしだった」では、いつもと変わりのない状態だったと表しており、「車の点検で異状を発見した」では、悪い状態を発見したと表しています。

「異常」と「異状」の違いまとめ

以上「異常」と「異状」の違いと正しい使い分けが、おわかりいただけましたでしょうか。
最後にもう一度、使い分けのポイントをお伝えします。

  • 「異常」は、いつもと違う、正常でない
  • 「異状」は、いつもと違う状態

ぜひ、この記事を参考にして意味や使い方をマスターしましょう。

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