言葉の意味由来

慈しむの意味は?読み方やどんな時に使えばいいのかをご紹介します

慈しむとは、「目下のものや弱いものに愛情を注ぐ」「かわいがって大事にし、行き届いた世話をする」です。

日本文学で見たことがある人は多いのではないでしょうか。

慈しむの詳しい意味や使い方については知らないという方もいますよね。

そこでこの記事では、慈しむの意味や使い方について分かりやすく解説します。

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読み方 いつくしむ
意味 目下のものや弱いものに愛情を注ぐ
かわいがって大事にし、行き届いた世話をする
対義語 憎む
虐げる
いじめる
類義語 愛する
かわいがる
愛おしむ

「慈しむ」の意味

慈しむとは、「目下のものや弱いものに愛情を注ぐ」「かわいがって大事にし、行き届いた世話をする」の意味です。

慈しむは、目下のものや弱いものに対して使われる言葉です。

自分より立場が上の人に使うのは失礼にあたってしまうので注意しましょう。例えば、職場の上司や先輩、両親や祖父母などに慈しむを使うのは適切ではありません。

ただし、病気や高齢で弱い立場になっている人に対しては使われることもあります。

「慈しむ」の使い方

慈しむは主に以下のような場合に使用されます。

  • 人に使う場合
  • 動植物に使う場合
  • 命や形のないものに使う場合

次に具体的な例文を見てみましょう。

  1. 人に使う場合
    例:彼の両親は彼を慈しみ育てた。
    例:子供の慈しむ心を育てる。
    例:彼女は慈しみ深い人だ。
  2. 動植物に使う場合
    例:慈しむように子犬をなでる。
    例:私の母は、草花を慈しんで育てている。
    例:わが子を慈しむようなまなざしで、飼い猫を見つめる。
  3. 命や形のないものに使う場合
    例:祖母は慈しむように、当時の思い出を語った。
    例:小学生の頃よく遊んだ山を、慈しむように眺めた。
    例:青春の思い出を慈しむ。

「慈しむ」の類義語

慈しむには以下のような類義語があります。

  • 愛する
  • かわいがる
  • 愛おしむ

それぞれについて詳しく見てみましょう。

「愛する」について

愛するとは、大好きなものとしてかわいがり、心の底から大切に思うことです。

異性を恋しく思うときに使う愛するとは違った意味になります。

次に具体的な例文を見てみましょう。

例:愛する子供のために働く。
例:わが子を愛する。
例:彼女は飼い犬をこよなく愛している。

「かわいがる」について

かわいがるとは、愛らしく思い大切にする気持ちを表す言葉です。

痛い目にあわせる意味で使用されることもありますが、ここでお伝えするのは別の意味です。

次に具体的な例文を見てみましょう。

例:子供をかわいがる。
例:年の離れた弟をかわいがる。
例:彼は先輩にかわいがられている。

「愛おしむ(いとおしむ)」について

愛おしむとは、かけがえのないものとして、大切にするという意味です。

慈しむと同じように命のあるもの、命のないもの両方に使うことができます。

次に具体的な例文を見てみましょう。

例:身寄りのない子供を愛おしむ。
例:わが子のように愛おしむ。
例:青春を愛おしむ。

「慈しむ」の対義語

慈しむには以下のような対義語があります。

  • 憎む
  • 虐げる
  • いじめる

それぞれについて詳しく見てみましょう。

「憎む」について

憎むとは、不快を覚え嫌だと思う気持ちを表す言葉です。

次に具体的な例文を見てみましょう。

例:憎んでもあまりある犯人。
例:彼女は彼を憎んでいる。
例:戦争を憎む。

「虐げる」について

虐げるとは、権力を持つ人が弱い立場の人々にむごい扱いをして苦しめることです。

次に具体的な例文を見てみましょう。

例:少数民族を虐げる。
例:あの子は両親に虐げられている。
例:国民を虐げる。

「いじめる」について

いじめるとは、弱いものを痛めつけ辛く当たるという意味の言葉です。

次に具体的な例文を見てみましょう。

例:子犬をいじめる。
例:同級生にいじめられる。
例:学生時代にいじめられた過去を持つ。

「慈しむ」のまとめ

以上、この記事では慈しむについて解説しました。

読み方 いつくしむ
意味 目下のものや弱いものに愛情を注ぐ
かわいがって大事にし、行き届いた世話をする
対義語 憎む
虐げる
いじめる
類義語 愛する
かわいがる
愛おしむ

慈しむは日本文学でよく使用される言葉です。

この記事を参考に意味や使い方をしっかり確認しましょう。

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