と、お悩みではありませんか?
年賀状を送っていない相手から届いたので、失礼がないように返信したいとお考えではないでしょうか。
きちんとお詫びをしたいと思っているが、どのように書けばいいのか迷ってしまうと思います。
そこでこの記事では、
- 友人・親戚・上司へのお詫びの例文
- 年賀状が出せなかったお詫びをする時の注意点
をご紹介します。
最後まで読むと、失礼のない方法で年賀状が遅れてしまった時のお詫びができるようになりますよ。
年賀状を出せなかったお詫び例文
まずは、年賀状を出せなかったお詫びを例文でご紹介します。
- 友人へのお詫び
- 親戚へのお詫び
- 上司へのお詫び
上記の3つに分けてそのまま年賀状に使用できる形で記載しています。
それぞれ例文を2つずつ紹介していますので、使いやすい方を選んでくださいね。
上司に対するお詫び例文以外は、適宜親しさを考慮して語尾を調節してみてください。
それでは早速、1つずつ順番に見ていきましょう。
友人へのお詫び
はじめに、基本となる友人へのお詫びをご紹介します。
年賀状の内容に触れて書くようにすると、相手に喜ばれるでしょう。
明けましておめでとうございます。
お心のこもった年賀状をいただきありがとうございました。
みなさんお変わりないようですね。
今年は会えると嬉しいです。
あけましておめでとうございます。
年末年始の忙しさから挨拶が遅れてしまい申し訳ありません。
昨年は大変お世話になりました。
まだまだ寒い日が続いておりますので、くれぐれもお身体ご自愛ください。
今年もよろしくお願いいたします。
親戚へのお詫び
関係性にもよりますが、年に数度の連絡頻度なら、しっかり謝っておくと今後も良好な関係を保てるでしょう。
他人とは違い、関係性が続く方も多いので、失礼のないようにしておきたいですね。
明けましておめでとうございます。
ご丁寧な年賀状をいただきありがとうございました。
年末の慌ただしさにまぎれご挨拶が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。
本年もよろしくお願いいたします。
明けましておめでとうございます。
新年のご挨拶が遅れ誠に申し訳ございません。
旧年中は大変お世話になりました。
本年も変わらぬお付き合いをお願い申し上げます。
上司へのお詫び
上司や先輩に対して、年賀状を返すときはとにかく早く返すようにしましょう。
送られてきたから返信したと思われると非常に失礼になりますので、入れ違いになってしまったようにして、不快に思わせないようにするのが大切です。
そのため、基本的にはお詫びは書きません。
しかし、返信までに時間が空いてしまった場合は、お詫びの文を記載するようにしましょう。
あけましておめでとうございますに続けて、「新年のご挨拶が遅れ誠に申し訳ございません。」と付け足すといいですよ。
あけましておめでとうございます。
旧年中はご指導いただきありがとうございました。
一層お力添えできるよう精進いたします。
至らぬ点も多くありますが本年も何卒よろしくお願いいたします。
謹んで初春のお慶びを申し上げます。
旧年中は親身なご指導ご鞭撻をいただきありがとうございました。
本年も全力を尽くして精進していきますので、変わらぬご指導お願い申し上げます。
年賀状を出せなかったお詫びをする時の注意点
年賀状を出していない相手から届いた場合に注意する点が4つあります。
返信時の注意点
- すぐに返信する
- お詫びを記載する(相手による)
- 元旦元日は書かない
- 喪中の場合は寒中見舞いで送る
すぐに返信する
日にちが空いてしまうと、相手に「こちらが送ったから、送り返してくれたのだな」と感じさせてしまう場合も。
返信までのスピードが早いと相手に与える不快感を軽減させられますので、まずは「すぐに返信する」のを意識しましょう。
また、1月8日を過ぎて相手に届く場合は寒中見舞いとして送ります。
本来、年賀状は松の内(1月7日)までに届くように送る新年の挨拶です。
遠方に住んでいる方に返信する場合や天候の影響を考慮して、届くまでの日にちを逆算しましょう。
お詫びを記載する(相手による)
「年末忙しかった」「年末年始は帰省や旅行で留守にしていた」など理由を説明して、お詫びしましょう。
ただし、忘れていたとしても「忘れていて遅くなりました」と正直に書かないようにしてくださいね。
また、上司へのお詫び例文の箇所でも述べましたが、相手が上司や恩師の場合はすぐに返信できるならお詫びは記載せずに送ります。
「こちらが出したから返信してきた」と受け取られる可能性があるためです。
そのため、返信スピードを最優先にして、返信までの時間が空きそうな場合にお詫びを記載しましょう。
元旦元日は記載しない
返信する場合は元日に届かないので、「元旦」「元日」は書かないようにしましょう。
「令和○年一月」「令和○年正月」と記載するようにします。
元旦に届くようにデザインされているものは、返信に使う場合には不適切。
あらかじめ印刷されているものもあるので、確認するようにしてくださいね。
喪中の場合は寒中見舞いで送る
喪中のハガキを出していなかった場合や、年末に不幸があり年賀状投函までに間に合わなかった場合は、寒中見舞いとして挨拶しましょう。
また、返信の中にも年賀状ではなく「年始状」と記載します。
寒中お見舞い申し上げます。
丁寧な年始状をいただきましてありがとうございました。
昨年○月に△が亡くなったため、新年の挨拶を控えさせていただきました。
冷え込む日が続きますので、お身体ご自愛ください。
喪中のため年賀状での返信ができない場合は、この例文を参考にしてみてくださいね。
年賀状を出せなかったお詫びをする時の注意点をご説明しました。
特に
- すぐに返信する
- お詫びを記載する(相手による)
- 元旦元日は書かない
は注意してみてくださいね。
年賀状を出していない方から届いたら失礼の無いようにすぐに返信しよう!
年賀状を出せなかった時のお詫びにそのまま使える例文をご紹介しました。
年賀状を送る習慣がない方でも、会社の関係で送る必要もあるでしょう。
送っていない方から届いた時は焦ってしまいますが、上記でご紹介した例文を使ってみてくださいね。
返信が遅くなった場合気まずくなりますが、何もしないのが最も失礼です。
できるだけ早く返信するのがポイント。
年賀状をいただいた方と今後も良好な関係を築きたいのなら、失礼のないようにしたいですね。
ぜひ参考にしてみてくださいね!