言葉の意味由来

「相場」と「平均」違いはなに?意味や使い方をわかりやすく解説!

「相場」「平均」は、どちらも「いくつかの数値やデータを同じ値にする」の意味ですが、以下のような違いがあります。

  • 「相場」はモノを買いたい人と売りたい人が決める価格のこと
  • 「平均」はいくつかの数を足したあとに、同じ数で割った値のこと

このページでは「相場」「平均」の違いについて、詳しい意味と具体的な使い方とともにわかりやすく解説しています。

「相場」と「平均」の意味と例文

まず、「相場」「平均」の辞書での意味を確認しておきましょう。

【相場】市場で取引されるその時々の商品・株式・債券・外国為替などの値段。時価。市価。

引用:weblio国語辞典

【平均】いくつかの数や量の中間的な値を求めること。また、その数値。それらの和をその個数で割る相加平均をいうことが多いが、ほかに相乗平均・調和平均などがある。

引用:weblio国語辞典

難しい言葉が多く、辞書の内容だけでは中々意味を理解しづらいですよね。

以下でより詳しい意味や例文を見ながらそれぞれの違いを確認していきましょう。

相場の意味と例文

「相場」の意味は、【モノを買いたい人と売りたい人が決める価格のこと】を表します。

フリーマーケットでは、モノを売っている人と買いに来た人がそれぞれ納得のいく金額になった時に取引しますよね。

モノを200円で売りたい人と100円で買いたい人が、話し合って150円で取引しました。

この時に、取引をした150円の価格が相場です。

例文を見てみましょう。

  • 台風の被害を受けて、野菜の相場が上がっている。
  • デジカメの相場は、スマートフォンが流行って下がってしまった。

1つ目の例文では、台風の被害で野菜の取れる量が減っています。

そうすると、農家の人はいつもより売れる量が減るので価格を上げたいですよね。
買いたい人も、安価な野菜を売っている場所がないため、すこし価格が高くなっても買ってしまいます。

次の例文では、スマートフォンにカメラがついているため、デジカメを買いたい人が減ってしまいました。

値段が高いままだとデジカメは売れないので、価格を安くして買ってもらおうとするでしょう。

このように、買いたい人と売りたい人が決めたときの価格のことを、そのモノの「相場」といいます。

平均の意味と例文

一方、「平均」はどうでしょうか。

「平均」の意味は、【いくつかの数を足したあと、同じ数で割った値のこと】を表します。

先ほどの「相場」のフリーマーケットの価格で考えてましょう。

モノを売りたい人の価格が200円と買いたい人の価格が100円で合計は300円になりました。

モノを売りたい人と買いたい人の合計価格の300円から、2人の数を割った値である150円が平均になります。

フリーマーケットでの「相場」と「平均」は同じ値になりましたね。

どちらも同じ意味のように見えますが、「相場」は価格だけなのに対して、「平均」は価格以外の値も求められます。

こちらも例文を見てみましょう。

  • 私のクラスの平均身長は160cmです。
  • 日本の平均寿命は、ほかの国よりも長くて、お年寄りがたくさんいます。

クラスの人の身長は高い人もいれば、低い人もいます。

クラス全員の身長を足して、クラスの人数で割った値がクラスの平均身長です。

平均寿命も、日本人の亡くなった方の年齢をすべて足して、亡くなった方の数で割ると求められます。

例文のように、「平均」は「相場」とは違い、価格だけしか使えないなどの制限がありません。

「相場」と「平均」の違いまとめ

以上「相場」と「平均」の違いと正しい使い分けが、おわかりいただけましたでしょうか。
最後にもう一度、使い分けのポイントをお伝えします。

  • 「相場」はモノを買いたい人と売りたい人が決める価格のこと
  • 「平均」はいくつかの数を足したあとに、同じ数で割った値のこと

ぜひ、この記事を参考にして意味や使い方をマスターしましょう。

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