- 「乗り鉄」って、どういう意味?
- 「鉄」って、何を指しているの?
- 鉄道ファンの種類は、色々あるみたいね?
などと疑問を持っている鉄道ファン初心者や、鉄道に興味のある方は多いのではないでしょうか。近年、色んなタイプの鉄道ファンや鉄道マニアと呼ばれる人が増えていますよね。
そこでこの記事では、関連上位記事を徹底的にリサーチし、
- 【乗り鉄】と【撮り鉄】の意味は?
- 【乗り鉄】と【撮り鉄】の違いは?
- 【乗り鉄】と【撮り鉄】になりやすい性格は?
について、わかりやすく解説します。
この記事を最後まで読めば、鉄道ファンの分類や性格について詳しくなりますよ!
【乗り鉄】と【撮り鉄】の意味と違い
【乗り鉄】と【撮り鉄】は、どちらも「鉄道ファン」のことです。まず、【乗り鉄】と【撮り鉄】の辞書での意味を確認してみましょう。
【乗り鉄】
鉄道を愛好する人のうち、特に鉄道車両に乗り旅することを主な楽しみとする人。「鉄」はここでは鉄道ファンの意味。引用元:「乗り鉄(のりてつ)」の意味や使い方わかりやすく解説 Weblio辞書
【撮り鉄】
鉄道の愛好家のうち、特に鉄道車両や関連施設などを写真で撮影することを好み、主な楽しみとする人。
大体の違いはわかりますが、辞書の内容だけでは使い分けするのは、難しいですよね。
以下で、より詳しい意味や使い方を見ながら、それぞれの違いを確認していきましょう。
【乗り鉄】の意味と使い方
【乗り鉄】とは、鉄道車両に乗る行為自体を目的にする鉄道ファンを意味します。
【乗り鉄】の中でも代表的なのは、「完乗タイプ」と「完駅タイプ」です。
- 「完乗タイプ」は、運行される旅客列車の路線すべてに乗りたい鉄道ファン
- 「完駅タイプ」は、旅客列車が停車するすべての駅で、乗降したい鉄道ファン
それでは、使い方を見てみましょう。
- 彼が【乗り鉄】にハマッたのは、日常とは違う景色に出会える好奇心からだった。
- 彼女は最近休日になると、色んな路線に乗って、今や完全に【乗り鉄】だ。
とにかく、鉄道車両に乗る行為自体を好きなのが、伝わってきますよね。
【撮り鉄】の意味と使い方
【撮り鉄】とは、鉄道の写真を撮るのが趣味の鉄道ファンを意味します。
【撮り鉄】でも撮る目的や対象によって、様々な鉄道ファンがいます。
大別すると、次のようになります。
- 「カタログ派」車両を学術的に、カタログや図鑑のように記録したいタイプ
- 「アート派」風景画のように風景と列車の一体化によって、アートとして撮りたいタイプ
使い方を見てみましょう。
- 彼は【撮り鉄】が高じて、一眼レフのカメラを改たに買ったらしい。
- A君の趣味は【撮り鉄】で、全国色んなところで写真を撮りまくっている。
鉄道車両の写真を主体に、カッコよくて美しい写真を撮りたいと追求するのが【撮り鉄】です。
【乗り鉄】と【撮り鉄】アプローチの違い
【乗り鉄】と【撮り鉄】のアプローチの違いは、実際に車両に乗って満足感を得るか、写真を撮って満足感を得るかの違いです。
【乗り鉄】は、文字通り旅客車両に乗り込み、車窓からの風景や未知との出会いなど、乗っていること自体を楽しむ鉄道ファンになります。
【撮り鉄】は、列車のカッコいい編成写真や美しい景色と一体化した風景写真を撮って、コレクションし楽しむ鉄道ファンといえます。
【乗り鉄】と【撮り鉄】になりやすい性格は
近年は、色々な鉄道ファンの人が増えており、男性だけではなく「乗り鉄女子」と呼ばれる鉄道ファンの女性も増えています。
ところで、【乗り鉄】と【撮り鉄】にハマりやすい人は、どのような性格の人が多いのでしょうか?
何か、特徴があるのでしょうか?
行動のタイプや心理面について、順番に見ていきましょう。
【乗り鉄】と【撮り鉄】の行動タイプとは?
【乗り鉄】も【撮り鉄】もそれぞれ行動力があり、冒険心が強い人だといえるでしょう。知らない世界を見てみたい。知らないところへ行ってみたい。知らないものを感じてみたい。好奇心と冒険心が自分を突き動かす原動力になっているのではないでしょうか?
【乗り鉄】と【撮り鉄】、どちらのタイプも根幹に持っているのは、好きな対象に向ける情熱的な行動力です。自分の興味や好奇心に向かって、真っ直ぐ対象の世界に入り込める、行動パターンを備えています。
自分で目標を立て、自分で計画実行し、チェックする。自己管理能力が上手な持ち主かも知れませんね。
【乗り鉄】と【撮り鉄】心理とは?
【乗り鉄】と【撮り鉄】の心理面も見てみましょう。自分なりの楽しみ方をしたい。他人に迷惑をかけず、自分で静かに楽しみたい。自分の理想とする目標や高みにまで到達したい。人それぞれに楽しみ方の違いはあるかも知れません。
時には、同じ仲間を増やしていくかも知れません。
鉄道ファンの対象として、鉄道は大変幅が広く、また奥行きも深いため、十分に期待に応える内容があるといえるでしょう。
例えば、鉄道初心者にとっても、今日一本の新しい列車に乗った。これまで見たことのない電車の写真を撮った。確実に趣味の一歩を刻んでいるといえます。
わかりやすく、鉄道の世界へ入っていける感じがしますよね。鉄道ファンの大きな魅力の1つではないでしょうか。
まとめ:【乗り鉄】と【撮り鉄】の違い
ここまで、【乗り鉄】と【撮り鉄】について見てきました。
最後にもう一度、【乗り鉄】と【撮り鉄】の違いをまとめてみます。
ポイント 【乗り鉄】は、鉄道車両に乗る行為自体を目的にする鉄道ファン
【撮り鉄】は、鉄道の写真を撮るのが趣味の鉄道ファン
どちらのタイプも熱~い鉄道ファンに間違いありません。
この記事が今後の趣味生活のお役に立てれば幸いです。