などと考えていませんか。
IT初心者の方は普段聞きなれない用語の理解に、苦しんでいるのではないでしょうか。
そこで今回は、IT用語でよく耳にするAPIについて、IT初心者の方でも分かりやすいように解説します。
「APIって何だろう?」とお悩みの方は、ぜひ最後までお読みください。
IT用語でよく耳にする【API】とは?
APIはソフトウェアやアプリの一部を、別のプログラムの機能とつなげる仕組みで、「Appiication Programming Interface」の略称です。
Application(アプリケーション)
Programming(プログラミング)
Interface(インターフェイス)
APIで連携するとそれぞれの機能を共有できるため、アプリケーションを最初から開発する必要がなくなり時間の短縮になります。
また、アプリケーション機能の拡張もできるので、双方のアプリが便利に使える利点も。
APIの中でもよく利用されているのが、Web上に公開されている機能を誰でも使える「Web AIP」です。
Web APIとはインターネットを介して利用するAPIで、Web上に窓口がありほとんど無料で公開されています。
私たちはWeb AIPの意味を知らなくても、気がつかないままその技術を利用しているのですね。
APIで連携すると、ソフトウェアやアプリの一部の機能が、別のプログラムでも利用できるようになります。
APIの基本的な仕組みについて解説
APIの基本的な仕組みについてみていきましょう。
APIはソフトウェアやアプリのすでにある機能を、別のプログラムで使える仕組みです。
利用者は公開されているAPIのサーバーに「何を使いたいか」のリクエスト(要求)。
APIの提供者がそのリクエストに対してレスポンス(応答)することで、API利用者はデーターを取得できます。
リクエストをするときに不備があれば、不足部分の追加や訂正部分を修正すればデーターの取得が可能です。
APIを使うメリットは?
APIを使うメリットを3つご紹介します。
APIを使うメリット
- コストや開発時間の大幅な短縮になる
- サービスを利用する人が便利になる
- セキュリティが向上する
APIはソフトウェアやアプリケーションの開発者だけでなく、私たちの生活も便利にしてくれてますよ。
私たちは、気がつかないところでAPIのお世話になっているのですね。
コストや開発時間の短縮になる
APIを使うとコストや開発時間の短縮になります。作りたい機能が公開されているなら、1から同じプログラムを作る必要がないためです。
公開されているサービスを開発したり、自分のプログラムと連携させたりして新しいアプリケーションの作成ができます。
また、無料で利用できるため開発のコストの大幅な削減が可能です。
サービスを利用する人が便利になる
APIを使うとサービスを利用する人も便利になります。
アプリの会員登録やネットショップでの買い物のとき、GoogleやFacebookのアカウントなどと連携するだけで登録ができた経験はありませんか?
すでに登録してあるユーザー情報を使って、別のアプリケーションのログイン認証ができるためユーザーはメールアドレスやパスワードを入力する手間が省けます。
セキュリティが向上する
APIを使うとセキュリティが向上します。
ネットショップでの買い物するときを例にとってみてみましょう。
買い物をするときクレジットカードの番号を入力します。
クレジットカードの情報を安全性が低いネットショップのサーバーに保管すると、悪用されてしまうかもしれません。
そこでネットショップはカード会社が提供しているAPIを使って、顧客情報を保管。
安全性が高いクレジットカード会社のAPIが情報を管理するため、ユーザーは安全に買い物ができます。
まとめ:APIはアプリやソフトウェアの一部を共有できる仕組み
APIはアプリケーションやソフトウェアの機能の一部を共有する仕組みです。
APIを活用するとサービス開発の効率が上がったり、セキュリティレベルが向上したり、多くのメリットがあります。
IT用語は聞きなれない言葉が多いため、敬遠しがちです。しかし、一度に知ろうとしないで、少しずつ知識を重ねていけば、仕組みを理解して使いこなせるようになりますよ。