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ガードレールの一部【袖ビーム】 名前の意味は?市民と車の両方を守る働き者!

袖ビームという言葉を知っていますか。

正義のヒーローが使う必殺技みたいな名前ですが、ガードレールの先端で丸まった部分の名前です。

普段何気なく目にしているガードレールの先端部分ですが、市民と車を守る大切な役目があります

  • 何で袖ビームというのかな?
  • 袖ビームにはどんな役割があるのかな?

この記事では現役Webライターの私が「袖ビーム」について徹底リサーチ。

最後までお読みいただくと「袖ビーム」の名前の意味と役割が簡単にわかりますよ。

ガードレールの袖ビームとは支柱をつなぐ梁(はり)の両側の意味

袖ビームとはガードレールの支柱と支柱をつなぐ梁(はり)の両側という意味があります。

袖は体の両側にありますね。建築用語でも袖は「両側」や「端」をあらわし、またビーム(beam)は英語で意味は「梁(はり、りょう)」です。

 梁(はり、りょう)とは建物の水平短径方向に架けられ、床や屋根などの荷重を柱に伝える材のこと

引用:Wikipedia

これらを合わせて袖ビームなのですね。

袖ビームの役割

ガードレールの一部分である袖ビーム。

ガードレールは車両用防護柵のひとつで、車両の車道以外へのはみだしを防いだり転落を防止したり、またはみ出した車両による歩行者への被害を防止する目的があります。

なぜ、ガードレールの端に袖ビームが設置されているか、その役割をご紹介しますね。

その1|歩行者などのけがを防ぐ

袖ビームは歩行者などがガードレールの端でけがをするのを防ぎます。

厚さが3~4ミリの鉄板でできているガードレール。袖ビームがない状態で端にぶつかったら大けがをしてしまいますよね。

子どもが触ってしまっても危ないね。大けがをしてしまうよ。

袖ビームがついて端が丸くなると、鋭い部分がなくなるためけがを防げます

その2|車の衝突ダメージを減らす

車がガードレールの端に衝突したダメージを減らす役割もあります。

ガードレールは薄い鉄板でできていますから、もし車両が端から衝突した場合は突き刺さってしまいますよね。袖ビームは丸まっているため、車が衝突したときの力が分散して事故の被害を小さくしてくれます。

衝突したダメージを減らし危険から守ってくれますよ。

その3|ガードレールの隙間をなくす

袖ビームがあるとなくなるもの、それはガードレールの隙間です。

道路は直線のみでなくカーブしていたり、曲がったりしていますよね。道路の形によってガードレールをまっすぐに設置できない場所では支柱と支柱の間に隙間ができてしまいます。

そのようなときが袖ビームの出番。袖ビームをガードレールの端に設置すると折れた部分に隙間がなくなり、転落する危険を減らせます。

袖ビームの種類

鉄板でできた袖ビーム以外にも、ゴム製やプラスチック製もあります。

ゴム製のものは紫外線による劣化が早く、鉄板の袖ビームより衝撃の吸収が劣るためあまり使われていません。

プラスチック製も鉄製より劣化が早く、衝撃を和らげる力も弱いです

京都大学には袖ビーム同好会があり、いろいろな種類がツイートされていますよ。興味ある方はフォローしてみてください。

まとめ:袖ビームは命を守る大切な設備

変わった名称の袖ビームですが、歩行者と車を守る大切な設備です。

まとめ

  • 袖ビームの意味はガードレールの支柱と支柱をつなぐ両側
  • 歩行者などのけがを防ぐ
  • ガードレールの端に衝突したときの衝撃を和らげる
  • ガードレールとガードレールの隙間をなくす

普段何気なく見ているものには、私たちが知らないだけで重要な役割を持っているものがあるかもしれませんね。

気になったり、疑問に思ったりしたことは調べてみると面白い情報や知識が増えて物知り博士になれますよ。

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