「仕事上で使われている英語は、時々意味がわからなくて内心ハラハラ……。」
「よく聞く日本語なのに、気づけば正確な意味を知らなかった。」
「聞いていて理解するのはもちろん、自分でもビジネス用語を会話で使いこなしたい。」
などと考えていませんか?
職場で耳にする "ビジネス用語" は、カッコいいけれど意味が分からないことがありますよね。
そこで今回は、社会人として使えるようになりたい難しい言葉について、以下のようにご紹介します。
- 意味を知っておきたいビジネス用語10選
- 使い方、言い回し例
ぜひ最後までお読みください。
難しいけど意味を知って使いこなしたいビジネス用語まとめ
それでは、ビジネス用語についてご紹介します。
以下の語の意味をご覧になってみてください。
✓インバウンド
✓ウェビナー
✓エビデンス
✓コンプライアンス
✓スキーム
✓PDCAサイクル
✓ペルソナ
✓ユビキタス
✓一両日中
✓五月雨
ひとつずつ順番に見ていきましょう。
1.インバウンド (inbound)
外から内へという意味。
主に日本の観光業界において『外国人の日本旅行』あるいは『訪日外国人観光客』のなど意味で用いられます。
また他に、ビジネスシーンにおいて『他社や顧客から自社への働きかけ』という意味もあります。
2.ウェビナー (webinar)
ウェブ(web)とセミナー(seminar) を合わせた造語。
ネットで行われるセミナー、またはセミナーを開催するためのツールのことです。
3.エビデンス (ebidence)
証拠、根拠、裏付け。
情報や主張、仮説を立証するための材料などを指します。
4.コンプライアンス (compliance)
法令順守。企業などが法令や規則をよく守ることです。
社会のルールやモラルに従った行動を指します。
5.スキーム (scheme)
計画や構想、目的のためにとるべき行動やそのための手順。
ただし本来の意味には『陰謀』も含まれています。特にアメリカでは悪い意味にとられる恐れがあるので、アメリカでビジネスする時には避けた方が無難です。
6.PDCA
Plan(計画)
Do(実行)
Check(評価)
Action(改善)
の頭文字をとったもの。多くの場合『PⅮCAサイクル』という言葉で使われます。
7.ペルソナ (persona)
サービスや商品のユーザー像。マーケティングにおいて重要な指標になるものです。
『ターゲット』と似た概念はありますが、さらにリアルな設定をしたものです。
例えば、年齢・性別・居住地・職業・趣味・家族構成など、詳細に人物像を設定したものとして用いられます。
8.ユビキタス (ubiquitous)
遍在。いつでもどこでも存在するという意味です。
社会や生活の至る所にコンピューターが存在しており、ユーザーが世界中から時間・場所に関係なく情報にアクセスできる環境のことを表します。
9.一両日中 (いちりょうじつちゅう)
『1日から2日の間に』という意味です。
主に1~2日という短い期間を示す際、『明日か明後日』より改まった印象を与える言葉です。
10.五月雨 (さみだれ)
ビジネスシーンでは『途切れながらもだらだらと長く物事が続く』ことや『少しずつ繰り返すこと』を意味します。
"五月雨式" という形で、『少しずつ何回かに分けて』の意味として用いられることが多いようです。
使い方・言い回し例
それでは次に、使い方・言い回し例を見ていきましょう。
1.インバウンド
・『インバウンド対策』(訪日外国人を集客させるために企業や店舗が行う環境整備)
・『インバウンド消費』(訪日外国人が訪日した際に使う金額や消費行動)
・『インバウンド雇用』(訪日外国人が増加することにより、新たな雇用が生まれること)
2.ウェビナー『明日11時から資産運用がテーマのウェビナーがある』
3.エビデンス『皆を納得させられるだけのエビデンスを示す』
4.コンプライアンス『社員教育としてコンプライアンス研修する』
5.スキーム『来週までにスキームだけでも完成させてほしい』
6.PDCA『PDCAサイクルを回す』
7.ペルソナ『ペルソナを設定する』/『ペルソナを作成する』
8.ユビキタス『ユビキタス社会は世界の通信課題を解決できるだろう』
9.一両日中『一両日中には結果をご報告します。』
10.五月雨『五月雨式で恐縮ですが、資料を送らせていただきます。』
言葉の意味を知ったら、次は実際にどのように使用されるのかもチェックし、正しい言い回しや前後関係も理解して使いこなしましょう。
難しい言葉も使える、知的でカッコいい社会人を目指そう!
以上、今回は『使えるとカッコいい?【難しい言葉】まとめ!社会人編』を紹介してきました。
・意味を知っておきたいビジネス用語10選
・使い方、言い回し例
ビジネス用語の意味と使い方を少しずつ覚え、会話の中で正しくカッコよく使える社会人へと成長していってください。
それでは今回は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。