行事・イベント

【初詣】神社とお寺どちらが正しい?御利益や参拝方法の違いも解説!

この記事では、初詣に行くときの神社とお寺の御利益や参拝方法の違いについてご紹介しています。

  • 初詣は神社とお寺どちらに行けばいい?
  • 神社とお寺の御利益や参拝方法を知りたい!

このような疑問にお応えします。
初詣は、神社とお寺どちらに行けばいいか迷われている方もいるでしょう。

そこで今回は「【初詣】神社とお寺どちらが正しい?御利益や参拝方法の違いも解説!」と題し、初詣における神社とお寺の御利益や参拝方法の違いについて調べてみました!

初詣は神社とお寺どちらに行けばいい?

初詣は、神社とお寺どちらに行けばいいでしょうか?
どちらに行ってもいいのです。どちらも正解。

初詣とは、新年になって初めて神社やお寺に参拝する行事です。
日頃の感謝と新年の祈願をするものと言えます。

神社の参拝方法

それでは、神社の参拝方法から見てみましょう。

鳥居をくぐる前に一礼

鳥居は、神域(神様の領域)と俗界(我々が住む世界)を区別するためのものです。
鳥居の内側は、神様が住む神聖な世界と心得ましょう。
一礼してから鳥居をくぐります。会釈で十分です。

参道の真ん中は「正中(せいちゅう)」と呼ばれ、神様が歩く道なのです。
ここを避けて左右端を歩きましょう。
参道の端を歩くことで、神様を敬う気持ちを表します。

手水で身を清める

手水舎(ちょうずや)で手と口を清めます。

【手水作法】

    1. 供え付けてある柄杓(ひしゃく)を右手に持ちます。
    2. 水を汲み左手を清めます。
    3. 柄杓を左手に持ち替えて右手を清めます。
    4. もう一度柄杓を右手に持ち、左手で水を溜めます。
    5. 左手の溜めた水で口をすすぎます。
    6. 再度、左手を清めます。
    7. 最後に柄杓の柄(持つ所)が下になるように垂直に立て、残った水で柄杓の柄を洗い、元の場所に戻します。
      ※柄杓に直接口を付けないようにしましょう。口に含んだ水を出すときは、左手で口を隠すとスマートです。

お賽銭箱の前に立ってお賽銭を投げる

お賽銭は、神様に感謝の気持ちを表すために納めるものです。
願いを叶えてもらう対価とは違います。硬貨でも紙幣でもどちらでも構いません。
感謝の気持ちとしてふさわしい金額を納めます。

お賽銭を入れずにお祈りだけしても問題ありません。
小銭など持ち合わせがなくてもお祈りして大丈夫です。

鈴を鳴らして二礼二拍手一礼をし、お祈りする

お賽銭箱の真上に鈴が垂れ下がっています。
お賽銭を入れた後に、鈴を鳴らしましょう。

鈴の音は、参拝者を祓い清める意味があるのです。
お賽銭を入れたら、二礼二拍手一礼で参拝しましょう。

【参拝作法】

  1. 背中を伸ばして姿勢を正す。
  2. 腰を90度に折る深いお辞儀をゆっくりと2回繰り返す。
  3. 両手を胸の高さで合わせ、右手を少し前か下にずらす。
  4. 肩幅程度に両手を広げ、2回柏手を打つ。
  5. 両手をずらさずにしっかり手を合わせ、心を込めてお祈りする。
  6. 手を下ろし1回だけ深くお辞儀する。

参拝後

二礼二拍手一礼で参拝を終えたら、本殿へ赴きます。
その後、御朱印をいただきましょう。
御朱印は、「参拝した証し」なので、いただくのは参拝した後なのです。

帰るときも鳥居をくぐって一礼する

鳥居をくぐって神社の外へ出たら、振り返り社殿に向かって一礼します。
無事参拝できた感謝の気持ちを表しましょう。
作法には順番があり、慣れない行為で大変だと思いますが、神様に対する気持ちが大切です。

お寺の参拝方法

お寺は、合掌を基本としています。柏手は打ちません。
神社とは参拝方法が違います。

山門をくぐる

寺院の入り口には、山門があります。神社同様、俗界との境界を表す場所です。
合掌しながら一礼します。帽子を被っている場合は、取ってください。
敷居を踏まないように、男性は左足から女性は右足からまたいでくぐります。

手水で身を清める

手水舎で手と口を清めてください。清め方は、神社の参拝方法を参照。

【お焼香作法】

  1. お賽銭を入れて合掌しながら一礼する。
  2. 右手親指、中指、人差し指の3本でお香をつまみ、左手を下に添えながら額の前に掲げる。
  3. つまんでいたお香を香炉に落とす。
    宗派により回数が違うので、わからない場合は1回でOK。
  4. 合掌しながら祈願し、一礼する。

お香の代わりにお線香がある場合は、ろうそくの火を付けます。
火を消す場合は、手であおいて消すのがマナーです。
息を吹きかけることはしません。

鐘について

大半の寺院には、「梵鐘」(ぼんしょう)と呼ばれる釣鐘があります。
梵鐘は、撞木(しゅもく)と呼ばれる棒で鳴らすのです。
自由に突いてよい寺院の場合は、お参りの前に2~3回軽く鳴らしてみましょう。

ただし、お寺から出る直前に鐘を鳴らすのは、「出鐘」といって死者を送り出す鐘とされ、縁起が悪いとされています。
鐘を鳴らすのは、必ずお参り前にしましょう。

 

参拝後

御朱印をいただく。

帰るときも一礼する

帰るときは、本堂に向かって一礼して、山門をくぐります。

神社とお寺は参拝方法が違いますので、行く前に事前にチェックされてから行くとよいでしょう。

参考元:dime  、じゃらんニュース

御利益について

御利益とは何でしょう。
「あの神社に行くとご利益あるよ」など、私たちは神仏に関わるとき、自分が利益を得ることを期待しますね。

神社によって、商売繁盛、受験の神様や恋愛神社など、特定の願いを叶えたい人たちに人気の神社、仏閣があります。

ご利益(りやく)について

特定の願いで参拝される方も多いと思いますが、ご承知の通り、神様は方程式のように願いを請け負われて決まったご利益を授けられるわけではありません。
お祓いを受け、神様に心からの願いをお聞きいただけば、あとは落ち着いて清く真っ直ぐに生活できるというものです。
もちろん願いに対して努力にも身が入ります。そこから限定的なもの以上の、多方面のご利益が生まれてくるものと思います。

引用元:宗教法人菅原神社

神仏に願いを託し参拝すると、前向きな気持ちになります。
ただ、御利益ばかりを願うのではなく、参拝する本来の意味も忘れないようにしたいものです。

まとめ

今回は、初詣における神社とお寺の参拝方法の違いとご利益についてご紹介しました。
新年を迎えるにあたり、正しい参拝方法を知って神様、仏様を敬いたいですね。
今回は以上です。ありがとうございました。

-行事・イベント

© 2024 くらしく