などと悩んでいませんか?
お気持ちよく分かります!
筆者もスーパーですももを見かけても、食べ方が分からず、なかなか手が出ません。
そんな悩みを解決すべく今回は、すももについて細かく調べてみました。
この記事でわかること
- すももは皮ごと食べるのか?皮をむくのか?
- すももの選び方・食べ頃
- すももの手軽な食べ方
結論から言いますと、皮にも栄養があり、丸かじり出来るんです!
特に、妊娠さんや女性にオススメしたい栄養がたっぷり。
最後まで読めば、すもも丸ごと食べたくなりますよ!
皮にも栄養あり!そのまま食べるのが正解!
すももの皮は、他の果実と比べても薄いので、丸かじりして食べられますよ。
すももには食物繊維、ポリフェノール、葉酸、ビタミンE、カリウムが豊富に含まれています。特に、葉酸は妊婦中や産後の女性が積極的に取りたい栄養素のひとつですね。
栄養たっぷり!皮ごと食べる
もちろん、皮にも栄養があります!
すももの皮にはポリフェノールの一種である「アントシアニン」が含まれていて、目の疲れを改善してくれます。スマホやパソコンで目を駆使している現代人こそ摂取したい栄養素。
また、食物繊維も豊富なので、便秘解消にも効果的。皮ごと食べて、豊富な栄養を余すことなくいただいちゃいましょう。
皮をむいて食べる場合
生の果物を皮ごと食べるとなると、農薬が心配ですよね。
特にすももは皮に「ブルーム」と呼ばれる白い粉が付いていて、農薬と間違われやすいようです。「ブルーム」は天然の糖分なので食べても全く問題ありません。しかし、すももに農薬が付いている可能性はゼロではないので、しっかり洗って食べましょう。
それでも農薬が気になる場合は皮をむいてくださいね。また、皮は果実に比べると少し固く、酸味を感じやすいので、苦手な人も皮をむいた方がいいですね。
すももの切り方
①真ん中に固い種があるので、ヘタの部分からぐるりと一周包丁で切り込みを入れます。
②十字になるようにもう一周切り込みを入れます。
③あとはひねるだけ。簡単に種から実がはがれ4等分になります。
すももの選び方・食べ頃
新鮮で美味しいすももの見分け方と食べ頃を見ていきましょう。すももは完熟すると傷みやすいため、完熟前に収穫し店頭に並ぶようです。
【選び方】ここを見て選ぼう!
・ブルームが付いている
新鮮なものほどしっかり付いていて、付いていないと熟しすぎている傾向があります。
・ふっくらと張りがあり、変色していない
ふっくらと張りがあり、桃のように縦に入っているクビレに対し、左右対称に膨らんでいるものが良いでしょう。皮が褐色に変色していないものを選びましょう。
・ずっしりとした重量感がある
果実が豊富でジューシーなすももは、ずっしりとした重みがあります。手に取った時に、より重いものを選びましょう。
【食べ頃】食べるタイミングはこの時だ!
購入後すぐのすももは熟しきっておらず、酸味があります。常温で保存して追熟、酸味が抜けて食べやすくなりますよ。皮が鮮やかに赤く色づき、軽く触れたときに好みの柔らかさになったら食べ頃!
筆者も購入し、追熟。
美味しさを保つ!すももの保存方法
すももは、収穫後に甘みが増して果肉が柔らかくなるので、熟度によって保存方法を変えると良いでしょう。乾燥に弱いので、みずみずしさを保ったまま保存するのがポイント。
常温保存(追熟が必要なすもも)
すももを新聞紙で優しく包み、直射日光が当たらない風通しの良い場所で保存する。
冷蔵保存(完熟したすもも)
①すももを新聞紙で優しく包み、ジッパー保存袋に入れる。
②冷蔵庫の野菜室で保存する。
*完熟したすももは早めに食べましょう。
冷凍保存
①すももはきれいに水洗いし、キッチンペーパーなどでしっかり水気を拭き取る。
②一口大のくし形にカットし、ラップを敷いた金属トレイの上に重ならないように並べる。
③1時間ほど冷凍庫で冷凍し、表面が凍ったら冷凍用保存袋に入れ、再度冷凍庫で保存する。
*表面を軽く冷凍させるのは、食材同士がくっつきにくく、解凍時の身崩れを防ぐため。
すももを手軽に食べよう!簡単レシピ3選
すももはデザートとしてそのまま食べられますし、加工したりアレンジしたりすれば、料理のアクセントにもなります。
ここでは、暑い夏に簡単に作れて、さっぱりと食べられるレシピをご紹介します。味とともに鮮やかな色もぜひ楽しんでくださいね。
ジャム
酸味のあるすももでも、ジャムにすれば甘さも加わりとても食べやすくなりますよ。
【作り方】
①すもも3個は種を取り、みじん切りにする。
②鍋(ホーローが良い)に①と砂糖50g、レモン果汁小さじ1を加える。弱火で15分加熱し、とろみが付いたら火から下ろす。
③粗熱を取り、容器に入れて完成。
すもものヨーグルトドリンク
色鮮やかなさっぱりドリンクです。暑くて食欲がない時や、子供のおやつに最適です。
【作り方】
①すもも3個を半分に切り、中の種を取り除く。
②ヨーグルト200g、牛乳400cc、砂糖大さじ4、レモン果汁大さじ1と①を全てミキサーに入れて混ぜれば完成。
すももサラダ
道具を使った調理が面倒なら、サラダにしてそのまま食べちゃいましょう。生ハムやチーズとも相性が良く、一緒に食べればワンランク上のサラダが楽しめますよ。
すももについて
6月から8月にかけて多く出荷されるすももは、さっぱりとした甘みと酸味が持ち味で、果汁もたっぷりあるので、真夏に味わうにはピッタリですね。すももはプラムとよばれたり、プルーンとよばれたりして違いが分かりづらいので、ここで確認してみましょう。
【種類】プルーンとの違い
日本すもも(プラム)
- 中国原産・日本で昔から食べられている
- 主に生食用として栽培される
- 甘みと酸味のバランスがとれた味わい
西洋すもも(プルーン)
- 西ヨーロッパ原産
- ドライプルーンとしての輸入品が多いが、日本では生食用としても栽培されている
- ドライプルーンは鉄分豊富で貧血予防に効果的
【産地】あの県で作られていた!
すももの収穫量全国トップは山梨県!
山梨県は桃やぶどうの収穫量も全国トップのフルーツ王国!
【品種】スーパーで見かけるあの品種
いくつか品種はありますが、スーパーで見かける主な品種をご紹介します。
大石早生(おおいしわせ)
現在、日本で最も多く栽培されているのが、「大石早生」です。福島県の大石氏が育成した品種で、薄い赤色の果皮とさっぱりとした甘さが特徴。重さは50g~80gと小さめで、先が少し尖ったかわいらしい卵型です。旬は6~7月。
ソルダム
「大石早生」に続き、日本で多く栽培されています。未熟なうちに出回るので、緑がかった紫色のすももというイメージですが、完熟するとあめ色に近づきます。強い甘みにほどよい酸味がきいているのが特徴。旬は7~8月。
太陽
果実は100g~150gにもなる大玉。甘みが強く、酸味は少なめ。2010年には宮内庁に献上されており、ワンランク上のすももとして知名度をあげている。収穫シーズンは8月中旬頃から。
貴陽(きよう)
300gにもなる世界一大きいすもも。とても甘く、適度に酸味もあってバランスのよい上品な味。最盛期は8月上旬。
すももをもっと楽しむために
すももは食べる以外にも、楽しみ方があるんです!
すももを題材にした絵本をお子さんと一緒に読んでみてはどうでしょう。
すももの新しい魅力に気づくかもしれませんよ。
大きなすももの木の下に住んでいるもぐおばさん。夏になると実ったすももでジャムを作り、お店を開きます。すももの木ともぐおばさんの一年が丁寧に描かれていて、読んでいてほっこりした気持ちになりますよ。
「なまむぎ なまごめ なまたまご」などの定番早口言葉から、アレンジしたものまでが可愛いイラストと共に描かれています。テンポよく読め、面白い内容なので、子供と笑いながら何度も楽しめますよ。
きれいなイラストで大人気の絵本。小さなあおむしが、もりもりと食べ続けてきれいなちょうちょになるお話。数や曜日が書いてあったり、穴あけしかけがあったりと、子供と楽しめるしかけがいっぱい。すももが出てくる場面を探してみてくださいね。
すももを美味しく食べて、子育てパワーをチャージしよう!
いかがでしたか?
すももは酸っぱいからと敬遠されがちですが、栄養豊富で女性には嬉しいスーパーフルーツなんです。妊娠中や出産後の女性には特におすすめ!
子育てには体力がいります。暑い夏は特に体力を消耗しがち。
そんな時は、ぜひ食事にすももを取り入れてみてください。
皮ごと美味しく食べて、子育てパワーをチャージしましょう!