- 「10年以上勤めているけど、ほとんど給料が上がらない」
- 「今の収入でこのまま生活していけるか不安」
- 「将来が不安でやる気も起きないし、やりたいこともない」
その気持ちよく分かります。
著者も過去に悩みましたが、今は希望をもって前向きに日々を過ごせていますよ。
将来の不安は多くの人が経験することです。
以下3つを実行すれば、希望が持てない現状は解決できます!
- 悩みを明確にする
- 理想の未来を描く
- 計画をつくり行動する
あなたは不安を抱え「何かを変えなければいけない」と思っているはずです。
つまり今が「チャンス」です!
決して悲観的になる必要などありません。
この記事では、希望がもてない原因と、それを解決する方法を詳しく解説しています。
ぜひ実践いただき、不安のない希望に満ちた将来を実現してください!
【処方箋】30代が将来に希望を持つための3ステップ
20代を無我夢中で過ごし、気が付けば30代になってしまっていたと思う人もいるでしょう。
不安や悩みを抱えるのはごく普通のことで、むしろあったほうが良いのかもしれません。
なぜならそれは、ときに成長のきっかけになり得るからです。
では、希望をもち成長につなげるための3ステップを見ていきましょう!
- 希望がもてない「原因」
- 希望をもつための「解決方法」
- 希望をもつための「行動」
ステップ①:希望がもてない「原因」
どうして将来に希望がもてなくなってしまうのでしょう。
「将来に希望がもてない」とはいえ、何に対して不安なのかは人によって違いますよね。
ここでは、30代の方が希望が持てなくなる主な原因3パターンを確認していきます。
- 仕事面
- 経済面
- 将来性
仕事面
仕事面で不安を抱く要因の例をいくつか挙げてみました。
- 同年代が出世したり給与がよかったり、自分と比較してしまう
- 会社の将来性に不安を抱き、今の仕事を本当に続けていいのか悩む
- 会社の人と上手く付き合っていけるかなど、人間関係に不安を感じる
- 自分の仕事に自信がなく、職を失うのではないかと不安になる
- リストラや倒産など突然職を失うこともあり、安定の生活が続く保証がない
上記は一部ですが、様々な不安が積もることで、希望を見失う傾向があるようです。
近年、企業の大小は関係なく雇用の保証や安心感は失われつつあり、誰もが転職を経験せざるを得ない時代が迫っています。
つまり「自分の身は自分で守る」必要性が年々高まっていると言えるのです。
経済面
経済的な不安は仕事と直結しますが、こちらも例を挙げてみましょう。
- 自分の収入では生活するのに精一杯で貯金も出来ない
- 金銭的に将来の見通しが立たず、年金も当てにならないし不安だらけ
- 老後はお金に困らず暮らしていけるだろうか、今の会社で大丈夫だろうか
- 子供がほしいけど養っていけるほど収入がないし、将来的にも見込めない
- マイホームがほしいけど、仕事がなくなるのが不安でローンも組めない
不安を抱える多くの30代は経済面だと思います。
収入を増やすことも大事ですが、支出を減らすことも再確認してください。
細かい生活費から節約する術をマスターすれば、年間で大きな節約になるかもしれませんよ。
将来性
現状に満足できず深く悩んでいると、当然将来も不安ですよね。
- 周りは幸せな家庭を築いているのに、自分は取り残されたような気分
- 今の収入で、老後に2,000万必要は不安でしかない
- 熱中できる趣味もなく、やりたいことも特にない
- 親の介護について、世話だけでなく費用面も不安
- 自分の老後の面倒を見てくれる人もいないし、健康面や金銭面も不安
将来を不安に思うことは、大なり小なり誰にでもあることです。
しかし、将来の不安を解消できるよう、今やれることはやっておくべきです。
将来のために今やれること
- 出来る限りでいいので、貯金する
- 親の介護は、早めに家族で話し合っておくのが理想
- 老後を楽しく過ごすために、健康面のケアを意識する
- 趣味を見つけ、没頭してみる
ステップ②:希望をもつための「解決方法」
将来に希望を持つために最も必要なのは「自分が変わる」ことです。
やりがいと楽しさを持てば、心にエネルギーが生まれます。
そのために次のことを具体化していきましょう!
- 悩みを明確にする
- 理想の未来を描く
- 計画をつくり行動する
悩みを明確にする
まず何に対して悩みや不安を抱いているのか明確にしましょう。
ぜひ、悩みや不安に感じていることを紙に書き出してみてください。
頭の中だけで考えず、言語化することで悩みの傾向や核心が見えてきます。
漠然としている悩みは対処が困難ですが、明確だとピンポイントでアプローチが可能です。
どんな悩みも解決するには「自分が抱える悩みの根源は何か?なぜ不安なのか?」といった原因を知る必要があります。
つまり、表面化していない原因を知らなければ、解決策は見出せないのです。
物事の本質を捉え、的を射た解決や行動につなげていきましょう!
理想の未来を描く
夢や目標に向かって真剣な人は、将来への希望に満ちあふれています。
将来どうなりたいのか、ご自身の未来像を描きましょう!
それが具体的なほど、何をすべきか見え、モチベーションも高まります。
また、将来の目標を立てるとき、以下のことを念頭に置いてください。
- 他人と比較したり周りの目を気にしたりする人がいますが、それは全く不要で、何をしたいかだけにポイントを絞ってください。人生の主役は自分自身です。
- 大きな目標を立てるのも大事ですが、やってみたいことや旅行、食べたいもの、ほしい物など何でも良いので具体的にリストアップしましょう。
紙に書いたことが今後の人生観、そして歩むべき道であり、ビジョンなのです。
計画をつくり行動する
悩みと未来像が明確になったら、実現に向けたキァリアプランを作りましょう!
今までのキャリアを振り返り、ご自身の長所や短所、実現に向けて足りないこと、習得すべきスキルなどが明確になってくるはずです。
キャリアの棚卸しで、達成するための手段や道筋を目標に落とし込んでください。
現状の自分が置かれた立場や状況を踏まえ、自分にとって現実的で明確な選択肢を絞り込んでいけば、具体的な問題解決として行動につながりやすくなります。
ステップ③:希望をもつための「行動」
興味あることや気になることは、チャレンジする精神をもちましょう。
「行動」することで希望が湧き、達成する喜びは希望に磨きをかけてくれます。
「行動」は現状を変える唯一の方法と言っても過言ではありません。
悩みと目指す未来像がハッキリすれば、あとは「行動あるのみ!」です。
大切な心構え
「行動」するにあたり、以下のことを心掛けましょう。
目標を達成することで不安が取り除かれ、将来への自信につながります。
ただし、完璧を求め自分に厳しくし過ぎると、かえって心が疲れてしまい、負の感情が芽生える恐れがありますので、過度なプレッシャーはよくありません。
人生において楽観的な見方をしている人ほど、楽しい毎日を過ごしています。
もし不安になっても、楽観的な視野をもつことが大切です。将来に対し常にポジティブなビジョンを描き、前向きな心を持ちましょう。
不安を感じて考え過ぎはよくありませんし、時間や労力を無駄にすることになります。
考えることも大事ですが、不安を感じてもまず「行動」することに意識を向けましょう。
理想を実現するために「継続する習慣」を身に付けましょう。
努力と成果を少しずつ積み上げていくことで、必ず将来は好転していきます。
この習慣こそが希望を引き寄せてくれるのです。
スキルを磨く
知らないことに挑戦し経験することは、自分の成長を促します。
言い方を変えると、新たなスキルを得ることは希望を手にすることでもあるのです。
大企業を中心に、ミドルシニア世代を第一線から外す動きが加速しています。
将来そういった事態を回避するためにも、スキルや知識を習得しておくべきです。
経済産業省が定義する「人生100年時代の社会人基礎力」のなかに「能力を発揮するにあたって、目的、学び、組合せのバランスを図ることが、自らキャリアを切り開いていく上で必要」とあります。
スキルに迷ったら「社会人基礎力」でご自身に不足しているスキルを確認してみてください。
理想の未来へ「今」踏みだそう
あなたが30代で将来に希望がもてないと悩んでいても、まだじゅうぶん間に合います。
悩みの原因を明確にし、なりたい自分を見つけ、ゴールに向かって突き進むだけです。
これを実行すれば必ず近い将来、すべての不安は払拭され、楽しい毎日が訪れます。
将来に希望を抱かせるのは「自分自身」です。
ぜひ、理想の未来に近づく一歩を「今」踏み出してください。
あなたの人生が満ち足りたものになりますよう、心より応援しております!
お互いに頑張っていきましょう。