こんなお悩みを抱えていませんか?
1年中使いたいと思える香水を持つのは、とても素敵ですよね。
衣替えをするように香水も四季に合わせて使い分けたら、更に魅力アップに繋がります。
この記事では、香水をもっとおしゃれに取り入れたい方へ向けて、季節に応じた香水の付け方をお話しします。
こちらについて解説!
- 季節ごとの香水の付け方
- おしゃれに香りを楽しむためのポイント
最後まで読んでいただければ、季節ごとの香水選びが楽しくなり、よりおしゃれ上手になりますよ。
香水は季節によって付け方が変わる
季節が4つに分かれているように、香水も4種類に分けられるのをご存じでしょうか。
それぞれ濃度や持続時間が異なるので、付け方にも違いがあります。
パルファム | 濃度:15~25% 持続時間:5~7時間 |
オーデパルファム | 濃度:10~15% 持続時間:3~5時間 |
オーデトワレ | 濃度:5~10% 持続時間:2~4時間 |
オーデコロン | 濃度:1~5% 持続時間:1~2時間 |
1番上のパルファムは高濃度なので使用量に注意が必要ですが、何度も付け直さなくても大丈夫。
ただ、香りが強いので気温や湿度の高い夏には不向きです。
1番下のオーデコロンは低濃度で持続時間が短いため、1日に何度か付け直さなければいけません。
ですが気軽に色んな香りを楽しむには最適です。
これらの特徴を踏まえ、季節に応じた香水の付け方をお話ししますね。
春におすすめの付け方
四季の中でも快適な気温と湿度。
香水を付けるのは良い季節です。
4種類の内、どの香水を選んでも大丈夫!
体温が高い首筋や、よく動く手首に付けましょう。
手首に付ける時は、擦らずトントンとなじませるようにしてください。
香りを更にアピールしたいなら、胸に1プッシュしてみてくださいね。
首筋と同じく体温が高いので、香りが更に引き立ちます。
パルファムは濃度が高く香りやすいため、腰や足首、膝裏に1プッシュでOKです。
春におすすめしたいのは植物の瑞々しさが魅力のグリーン、華やかな女性らしさをアピールしてくれるフローラルです。
石鹸の香りも清潔感や初々しさが感じられ、新生活を始める方へおすすめ。
桜など、春に咲く花をイメージした香水も多いので、季節感を楽しみたいならぜひお試しくださいね。
夏におすすめの付け方
香水の付け方に最も注意しなければならない季節です。
気温・湿度が高いため、いつもの量を付けていても香りやすくなるのが夏。
周りへの気配りを大切にして、瑞々しく爽やかな香りを選びましょう。
もちろん付ける量にも注意が必要です。
手首、あるいは腰だけに1プッシュで十分。
自分で思っているよりも、夏は香りを感じやすい季節です。
人が多い街中に出たり、電車に乗ったりする人は注意が必要。
香りに酔いやすい体質の人は、胸や首筋など香りやすい場所に付けるのは避けた方が良いでしょう。
自分も周りも、香りが不快にならないように楽しみたいですね。
ライトですっきりとしたシトラスや、潮の香りを感じるマリンなど、爽やかなタイプが暑い夏に似合いますよ。
南国気分を味わうなら、トロピカルな香りが魅力のフルーティーがおすすめです。
秋におすすめの付け方
夏が終わり気温や湿度が下がる秋は、夏には使いにくかった重厚感のある香りにも挑戦できます。
パルファムは濃度が高いので、使用には注意が必要です。
首筋や手首、ほのかに香らせたいなら腰に1プッシュ。
デートなどでアピールしたい時は胸にも付けてみてください。
体温が高いので香りが広がりやすい部位です。
幅広いタイプの香りを楽しめる秋は、ぜひ個性的な香水にもチャレンジ!
ジンジャーやペッパー、シナモンの香りが元気をくれるスパイシー、おおらかな包容力を感じさせるウッディがおすすめです。
どちらもメンズ向けのイメージが強いですね。
ですが、女性がスパイシーやウッディの香りを付けると、大人の余裕や高級感を演出できるのです。
スパイシーは凛とした強さを備えた女性に見せてくれます。
ウッディは甘い香りが苦手な方や、上品な大人っぽさを演出したい時に最適ですよ。
冬におすすめの付け方
秋同様、色々な香水を試すには良い季節です。
冬はクリスマスや大晦日、お正月などイベントがたくさんありますよね。
ぜひTPOに合わせて幅広く香りを楽しんでください。
ただし、暖房が効いた屋内は要注意。
温度が上がると香りを感じやすく、人によっては気分が悪くなる場合があります。
暖房の効いた室内や車内で過ごす場合は、付ける量に気を付けてくださいね。
手首や腰だけでも十分ですが、膝裏に付けてほのかに香らせるのもおすすめです。
冬のおすすめは、可愛いお菓子のような甘い香りのグルマン。
キャラメルやバニラを思わせる香りは、女子会や気の置けない仲間と集まる時にぴったりです。
冬のデートで大人の落ち着きや色気を演出したいならオリエンタルを選びましょう。
オリエンタルは異国を感じるエキゾチックな香り。
スパイシーさも備え、深みを感じさせます。
日中よりも夜のデートにおすすめです。
おしゃれになれる香水の付け方
こんな風にお考えの方へ、よりおしゃれに感じられる香水の付け方をご紹介します。
香水のおしゃれな付け方
- 清潔な肌に付ける
- 付けたらこすらず、自然に乾燥させる
- 1ヶ所につき1プッシュ
- 持続時間をしっかり確認し、効果が切れる頃合いに付け直す
これだけ?と感じる方もいらっしゃいますよね。
ですが、おしゃれの基本はとてもシンプルです。
実は私、生まれて初めての香水を使い始めた頃にこんな使い方をしていました。
香水の間違った付け方
- 手首に付けて何度かこすり合わせる
- 首や耳の裏に3プッシュ
- 持続時間が長いのに何度も付け直し
先にお伝えしたポイントとは全く逆ですよね。
こすってしまうと皮脂や汗と混じって香水の香りが変わってしまいます。
体温の高い部位には1プッシュで十分。
きちんと持続時間をチェックして、付け直しのタイミングを間違わないようにしましょう。
分からない点はお店の人にどんどん聞いても大丈夫!
丁寧に教えてくれますよ。
季節に応じて香水を使いこなそう!
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
この記事で解説したこと
- 季節ごとの香水の付け方
- おしゃれに香りを楽しむためのポイント
日本には美しい四季があります。
季節によって洋服や靴を変えるように、身にまとう香りにも気を配りたいもの。
香水を付ける上でのマナーを大切にしましょう。
香水で季節感を出せれば、より一層素敵な女性になりますよ。
周りの方への配慮を忘れずに、香水を楽しんでくださいね!